2月20日にWSを開催しました
ご訪問いただき、ありがとうございます。
日本語教師こんぶの会です。
去る2月20日(もうすでに一週間以上が過ぎている…😂)に、ほぼ1年ぶりにWSを開催しました。
テーマは最近話題になっている、「日本語教師の専門性」。
それを自己の中で考える土台を作るために、まずは「質問づくり」をしてみようと考えました。
「質問づくり」とは、「教えない教育」の方法の一つで、学ぶ人たちがどんどん質問を作っていくものです。
「質問づくり」については、こちらをご参照ください。
最初に告知した段階では、「質問づくり」で作った質問について、話し合う時間が少し取れると思っていたです。
が、中身を考えていくとどんどん時間が足りなくなり、結局質問づくりだけのようなことになってしまい、ご参加いただいた方には大変申し訳ありませんでした😥
ちょっと言い訳をすると、今まで3時間で行っていた「質問づくり」を取り入れたWSを、オンライン開催なので2時間にした結果、なのでありました…
時間の読みとファシリテーションの甘さが露呈💦
当初の「日本語教師の専門性」はちょっと中途半端になってしまい、「質問づくり」がクローズアップされることになってしまったのですが、それでも大変ありがたい反応をたくさんいただきました。
他にも多くのTweetをいただき、ありがたい限りです✨
今回のWSは、ファシリテーターに少し思い入れがありました。
こんぶの会を結成⁉して、今年で5年になります。
当初、学びの場を持つことを考えたとき、いろいろな形式を考えたのですが、「教える人」と「教わる人」に分かれないように、それぞれが学び合えるようにするにはどうしたらいいのか…と考え、ワークショップをいう形式にすることにしました。
ワークショップは、「主催者から一方的な情報伝達をするのではなく、参加者が主体的に参加し、手や体を動かしながら学び合う場」とされます。(安斎勇樹・塩瀬隆之『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』より)
5年前、初めてWSを開催するにあたり、その半年前からWSのファシリテーターに関する書籍を読んだり、オンラインサロンに参加したりしていました。
また、自分自身が「ワークショップ」に参加して、ファシリテーターは何をどのように進めているのか観察もしました。
それでも、ファシリテーションというのは本当に難しいものです😓
これまでいただいたアンケートには、「ファシリテーションが下手」とか「何をしたいのかよくわからない」という厳しいお言葉もいただいています。
そこで、5周年にあたり、もう一度「ワークショップとは?」とか「ファシリテーションとは?」と言ったことをアンラーンしてみよう、と思い、一般的なWSの基本に立ち返る形で行おうと考えたのです。
ワークショップに関する書籍だけではなく、「実践知とは」「学び合うとは」といった内容の本を何度も読みました。
今回、時間の関係で十分には当初の目的を果たすところまでいかなかったのですが、概ね好評をいただきました。
これはひとえに参加者の皆様の深い理解とご協力の賜物です。
と同時に、少しだけ私たちも成長できたのかな?と思うところもありました。
役割分担がわりとスムーズで、それぞれが臨機応変にファシリテーションに関わることができたのではないか、と自画自賛しております😂
とは言え、まだまだ未熟な私たちです。
皆様からのフィードバックを糧に、またいつになるかは不明ですが、学びの場を持つことができればなあ、と考えています。
今後とも「日本語教師こんぶの会」をどうぞよろしくお願い致します!