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Naoko Kotaniguchi Official Blog

楽しく人体実験継続中

2022.03.01 13:00

【Day2: Hauptprobe2日目】

早めホール着、弁当食べる(11:30)

12時音出し可でbisschen eingespielt。

早く食べすぎたかもと心配になる。

1幕終了14:40。!?…1幕が120分ではないと知る。情報は鵜呑みにせぬが吉。

もうお腹が空いた気がしたので、いただきもののベーグル(同僚の奥様お手製。ありがたや)を半分。ベーグルはもっちりどっしり危険。

15:10第2幕開始、16:20終了。

残りのベーグルを半分と、3幕は眠いが危ないからコーヒーをコップ半分。目が醒めるかおトイレが近づくか。

16:50第3幕開始、17:55終幕。!?


…早いやん…(嬉)

まぁまぁ、予定は長め設定だったということと、本番はこれにカーテンコールやらの時間が加わるということで、でもおよそ18:30てところかな。


(まとめ)

早め弁当◯。

幕間ごとに軽くエナジーチャージも◎。

コーヒーは、目が覚める≧おトイレ近くなる。

昨日迷子になったところで今日も迷子になった。何だ??

幕間の全てが30分休憩というのを初めて経験したが、30分はとても短く、そしてキツい…




【Day3:Generalprobe1日目】

Day1と2の間をとって11:45弁当。

朝から弁当を詰めることそれ自体が疲れるのではないかという疑惑。

今日は謎に眠かった。弁当後音出しをしている間に激しく眠くなったのは、弁当の内容が問題か(変わったのは、炒り卵・豚ごぼう炒め→鳥手羽と茹で卵の酢煮。あとの副菜、ご飯の量もほぼ変わらず)、やはり早めに食べる方が良いのか。…ここで、昨日は行きがけにコンビニでカフェラテを買ったことを思い出す。1幕開始前に慌ててケータリングでインスタントコーヒー半杯分を飲んだけど、効いたのは2幕以降だった気がする。

コンタクトレンズが、幕が始まった途端に痛くなる。毎回。目薬は念のため譜面台に置いてるけど、万一のためにメガネを持参したい。

なんせ譜面から目を離すのが危ない。数10m先の指揮棒を見て、戻ってきたら目玉が迷子になる。目玉の旅は、他にも楽器の掃除、楽器の持ち替え、書き込みしたい時など。今回楽器の持ち替えが非常にシンプルで回数も少ないので助かっているんだけど、楽器の掃除は油断ならないので頻繁に。指揮棒への旅は極力控えている(視野の真ん中で音符を見たまま、大抵の時間は視野の端で捉える程度にしている。だって目玉を旅させるのは危険を伴うので。不要不急の旅は自粛。笑)けれど、どうしてもの時は両目をしっかり旅立たせる。明るい照明の下だと何でもないことが、暗がりのなか限定的にこうこうと照らされた譜面を見ることと、遠い闇のなか僅かに照らされた指揮者を見やることの連続は、かなり目が難しいのです。おや?加齢のせいもあるかもしれません(がーん)。

第3幕で、マエストロが半袖になって、膝から先が肌色になって、がぜん見やすくなりました。本番も半袖で振ってほしい。(ピットの時は、指揮者の背景にあたる部分だけ壁が白くなってまして、そのおかげで少し見やすいのですが、今回は舞台の上なので背景が闇でしょう、だからトテモ見ニクイ!)


18:00ca.終演。そのあと小1時間返し稽古をして、おつかれさま。


(まとめ)

結局、2幕前3幕前の休憩もお腹が減らなかったので、単純に今日の弁当が昨日より重かったようである。

1幕の後半は、万一お腹が減っても吹けるので、やはり軽め早め弁当か。いや、弁当自作自体を自粛か。

それより、早めコーヒーは採用◎。

昨日の迷子問題は解決。

幕間の味噌汁、というのを今日は新採用してみた(2幕後)が、具だくさんだとお箸やら歯磨きやら何やら甚だややこしい。味噌は良い。30分休憩だから、手軽にチープなやつを試すか、ウチから味噌を少し持って行って舐めるか。むむむ。本番に味噌が良いというのは、某オペラ歌手の姐さんからの学びです。

各幕開始5分前に一旦舞台袖に引っ込む、という本番通りのミッションが新たに加わって、休憩30分が更に忙しくなった。幕間休憩の効率的な過ごし方がより求められる。困った。短い。


(今日最大の驚き)

3番オーボエでエキストラ参加してくださっているお嬢さんが、なんと関西の某音楽大学の1年生であったこと!!いちねんせい!!!

私なんて、1年生のとき、チューニングのAもまともに吹けてなかったと思います…

3番といってもワーグナーの3番を侮るなかれ、ばしばしソロがあるのです、どのパートもです。しかも思わぬところで激しくシビレる形で突然それはやってくるのです割と頻繁に…木管全員での厳しく微かなハーモニーもたくさんあるし…今回はどこも困らなくて、上手な人が来てくださってるんだなぁ、と、思っていたら!ソロの曲が上手に吹けるのとは全く違う分野で、むちゃくちゃ難しい技術が試されるこんな作品への参加を、大学1年生で難なくこなしてしまうなんて…大人一同ひっくり返った、そして襟を正した、今日でした…。がんばろう大人ズ。