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髪質改善とドライヘッドスパに特化した高知の美容室Hair&spa TRICO【ヘアーアンドスパトリコ】のブログ

失敗しないシャンプー選び

2022.03.02 03:23

Hair&spa TRICO【ヘアーアンドスパトリコ】の公文です。


シャンプーはキレイな髪と頭皮を維持するために、トリートメントよりも重要なアイテムです。


シャンプー選びを間違えるとキレイにするはずが、逆に髪や頭皮をダメージさせる原因になったりもします。


大前提として、ノンシリコンシャンプーはなしです。

あれは髪を傷めます。


シリコンの代わりに植物油?が配合されてる物もあったと思いますが、植物性の油は少しずつ残留して、取れなくなるのでやめた方がいいです。


あなたがお使いのシャンプーは大丈夫?


今回はシャンプー選びで重要になる「洗浄成分について書いていきます。


ひとつに“洗浄成分”と言ってもジャンルだけでざっくり下の図ぐらいあって、ここからさらに枝分かれしていきます。


この後の詳細を参考に、ぜひシャンプーの背面に書いてある成分表示をチェックしてみてください。

※画像は「髪にドラマを」さんより



高級アルコール系

【洗浄成分名】

・ラウレス硫酸Na

・ラウリル硫酸Na

・ラウレス硫酸アンモニウム


洗浄力が強く、泡立ちもいいので脂っぽい方にオススメですが、敏感肌やアトピー性皮膚炎、乾燥肌の方には不向きです。


そうでなくても頭皮に赤み(炎症)、頭皮の乾燥(フケ・かゆみ)などのお悩みにつながってくることも。


この洗浄成分が入ってるシャンプーを使用して、頭皮環境が悪くなってしまったお客様もいらっしゃいました。


シャンプー後の指通りは良くないことが多い。


この洗浄成分がメインのシャンプーを使った後のトリートメントは、ノリが良くなるというメリットも。


個人的にはあまりオススメしない洗浄成分。



オレフィン系

【洗浄成分名】

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na 


こちらも洗浄力が強く、泡立ちが良いので、脂っぽい方にはオススメですが、敏感肌やアトピー、乾燥肌の方には強すぎて不向き。


そうでなくても頭皮に赤み(炎症)、頭皮の乾燥(フケ・かゆみ)などのお悩みにつながってくることも。


こちらも、あまりオススメしない洗浄成分。



石けん系

【洗浄成分名】

・石けん素地

・カリ石けん素地

・ラウレス-4-カルボン酸Na


洗浄成分が強く、泡立ちがいい洗浄成分。

脂っぽい方にはオススメですが、脱脂力も強いので敏感肌、アトピーや乾燥肌の方には不向きな場合も。


ラウレス-4-カルボン酸は弱酸性石けんのため、洗浄力は強いものの、低刺激なのでお肌が弱い方でも使いやすい洗浄成分です。


TRICOで販売している、頭皮環境を整えるシャンプー『アジュバン Re:ナチュラルシャンプー』にも含まれています。

※フケやかゆみがあった方が、これで改善された例もあります。


アミノ酸系

アミノ酸系の中のグルタミン酸系

【洗浄成分名】

・ココイルグルタミン酸Na

・ココイルグルタミン酸TEA


低刺激でマイルドな洗浄力。

髪の洗い上がり感はしっとりするけど、軽くて滑らか。

個人的にはオススメな洗浄成分。


アミノ酸系の中のアラニン系

【洗浄成分名】

・ラウロイルメチルアラニンNa

・ココイルメチルアラニンNa


洗浄力弱めで低刺激。

髪の洗い上がりはサラサラ。

こちらも個人的にはオススメな洗浄成分。



アミノ酸系の中のグリシン系

【洗浄成分名】

ココイルグリシンK


強めの洗浄力で低刺激。


髪の洗い上がりは、きしみが出やすい。



タウリン系

【洗浄成分名】

・ココイルメチルタウリンNa

・ラウロイルメチルタウリンNa

・ココイルメチルタウリンタウリンNa


適度な洗浄力があり、非常に低刺激。

ベビーシャンプーにも使われる成分で、敏感肌やアトピー、乾燥肌の方でも使いやすい。


洗い上がりも良く、ダメージ毛やカラーの色落ちが気になる方にもオススメ。

カラーシャンプー(ムラシャンとかアッシュシャンプーとか、そういうの)もこれがメインになってるのもあります。



ベタイン系

【洗浄成分名】

・コカミドプロピルベタイン

・ラウラミドプロピルベタイン

・ココアンホ酸Na

・ミリスタミドプロピルベタイン


マイルドな洗浄力で、低刺激な成分。

ベビーシャンプーやダメージケアシャンプーの主成分にも。


他の洗浄成分とmixして、調整されている物も。


軽いけど保湿力があり、洗い上がりはきしみにくい。


TRICOで販売している『COTA アイケアシャンプー』の洗浄成分がこれ。

アイケアは厳しいオーガニックの審査も通ってるシリーズ。

環境にも優しい洗浄成分です。

こちらも個人的にはオススメな洗浄成分。



まとめ

詳しく書くともっと文字数増えて、読みづらくなるので、できるだけ簡単にまとめてみました。


洗浄成分は、シャンプーの背面の成分表示の上位に表示されています。

1種類だけじゃなく、2〜3種類配合されてる場合もありますので、お使いのシャンプーをぜひ見てみてください


洗浄力が強いとトリートメントが剥がれやすくなったり、色持ちが悪くなったり、髪や頭皮が荒れたりします。


「洗えれば何でもいい」とか、

「香りがいいから」とか、

「ネットや友達の口コミが良かったから」とか、

そんな理由でシャンプー選んでると美髪にならないどころか、痛い目をみることにもなりかねません。


東洋医学では女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢で身体に変化が現れることが多いそうです。


女性なら、これまで合ってた化粧品が急に合わなくなったり、物足りなくなったりする場合もあるようです。


身体の変化は髪にも影響してきます。


これまで合ってたシャンプーが合わなくなることだってあると思います。


「ずっと使ってるから大丈夫」ではないってことですね。


できればシャンプーは自分で選ぶのではなく、しっかりと知識のあるプロの美容師に選んでもらいましょう。


最後に、シャンプーが合っていない場合の簡単な判断方法をお伝えします。


かゆい、フケ、髪がギシギシにきしむ


これはシャンプーが合ってないことによる、身体からの危険信号と思っておいてください。



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