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みちくさねこ vol.01

2017.11.21 04:10

 先日のことですが「みちくさねこ」というネコイベントを主催させていただきました。イベントの内容をざっくり説明すると、猫好きが集い、あたたかいお鍋を囲みながら猫について語らうというものでした。以前から「猫について会話する」という事に重点を置いたイベントをやってみたいと思っていましたので、この寒くなってきた時期にお鍋を食べながら会話するというのはちょうど良かったです。


 この時ばかりは「猫ガ待ツ家ヲ急グその前に少し道草して楽しむ」ということで「みちくさねこ」というタイトルに決めました。今回の場所とお鍋を用意してくれたのは円卓さん。ご協力いただきありがとうございました。


・食材をみんなで買いに行く

 イベントの1時間前に待ち合わせをして、みんなで食材を買いに行くことからはじめました。お鍋は具材選びひとつとってみてもその人の個性みたいなものが垣間見えて面白いです。こんなのを入れるんだとか、新たな発見があったりしますね。それに買い出しをしている時って、なぜだかお互いニュートラルな感じで会話ができたりします。なんとも不思議。今回はこのほかに円卓さんが鴨つみれとパクチーの水餃子も作ってくれました。

真ん中でどっかりとくつろいでいるこの子は大根おろしで生み出されたねこ。「ざらめ」と名付けられました(笑) お鍋で暖をとっているみたいでなんとも可愛らしい。


・猫について語らう時間

 参加していただいたみんなと「猫」の話を色々としました。特にテーマなどはなく、それぞれが思うままに猫について話したり、まだ猫と暮らしたことのない人に「猫との日々」を語ってみり、少し真面目な話もしてみたり、あれこれと猫の話をしながら食べるご飯はとても美味しくて、時間が経つのがあっという間でした。もちろん猫の話だけではなく、新月のことやそれぞれの近況などたくさんの話しました。「色々な話+時々猫」といった感じでゆるりと楽しく過ごすのが心地よかったです。


・お土産は手作りコースター

 この日参加してくれた人へのお土産にコースターを用意しました。僕にとっては記念すべき第1回目のイベントだったので、最初の灯りをともしてくれた人には、何か形になるものを残しておきたかったのです。イベント前日の夜中までミシンをふみふみ、腰痛に耐えながら作りました(笑) よろこんでもらえたかな?


・プレゼント交換会

 そして各々があらかじめ用意していた猫グッズの交換会をやりました。プレゼント交換会なんていつ以来か覚えていないのですか、照れくささとワクワク感が入り混じって、どんなプレゼントが当たるかってことよりも、今この瞬間がとにかく嬉しくて、この景色をずっと忘れずにいる事ができたらいいなぁなんて考えながらプレゼントを回していました。いや、忘れる事なんてないけど。

 それぞれの個性が出た猫グッズたち。僕はカレンダーが当たりました。プレゼントもそうなんですが、それを選んだ人の気持ちが嬉しいし面白い。そこに色んな思いを重ねて見てしまうからですかね。今後イベントをやるときはまた交換会をやってみたいなぁ。


・ねこグッズ物販

 そしてネコイベント感を出すために物販コーナーも設置しました。こちらもはじめてのことですので、なんだか少し照れくさかったのですが、今作っているものと過去に作ったものを少しずつ。急に決まったイベントだったので、いくつか間に合わなかったものもあったのですが、それはまた今度の機会にでも。今後はオリジナルの猫じゃらしなども並べることが出来たらいいなと思っています。

・人と人がつながること

 少し偉そうな言い方になりますが、僕がイベントで伝えたい事は、猫が可愛いという事だけではなくて、「猫との暮らし」について知ってもらったり、共有したいと考えています。猫との暮らし方に正解は無いですが、その人と猫にとってよりベターな環境で暮らすことが一番の幸せだと思っています。食べるもの、よく遊ぶおもちゃ、お気に入りの寝床や健康状態のことなど、お互いの情報を交換することでよりよい環境に近づいていけると思います。そのためには猫と関わる「人」と「人」がつながること。僕は猫友にたくさんの勇気をもらい、そして助けられて来ました。それを自分の中で留めておくのではなく、自分からも伝えて知ってもらうために、自分にできる方法で何かを発信していくことができればと考えています。


・みちくさねこを終えて

 イベント主催などと格好つけていますが、実はほとんど何もしておらず、それどころかイベントのフライヤーとBGMのためのipodを忘れてくる始末。ずいぶんとみんなに助けてもらいました。参加してくれたみんなが「みちくさねこ」のために時間を使ってくれた事に本当に感謝です。そして何よりみんながこのイベントを楽しむ気満々で参加してくれたことがとても嬉しかったです。あっという間でしたが、僕にとってとても有意義で大切な日になりました。またこのようなイベントを企画出来ればと思っています。