日記
国語ノートに9ページの日記を書いてきてくれました。
本人は「頭でたくさん書こうと思ってなかったけど、手が動いたんだよね。考えなくても書けた。」と言っていました。
何を書こう、どういうふうに書こうと悩まずに、日本語で考えて書けたということだと思うのですが、イタリア語だけで経験したことを思い出して、日本語で文章化するのは簡単なことではありませんから、とても嬉しく思いました。
原稿用紙の使い方で会話文の書き方の注意も提示していましたので、しっかり覚えて書いてくれたことも嬉しいです。
二月二十五日 金曜日 2014年生まれ 女児
今日わたしは、学校を出たあとGちゃんのたん生日パーティーにしょうたいされました。
はじめに、ミアという名の犬とあそびました。少し時間がたつとGちゃんのお母さんが
「たべるよー」
と言ったので、私とGちゃんは手をつなぎながら走っててきとうなものをたべました。
つぎに、Gちゃんのお母さんは一人一こずつプラスティックでできた金メダルをみんなにわたしました。みんなにわたしたかどうかわたしはチェックをしました。みんなかけてるのかと思ったら、Fくんと言う名の男の子が金メダルを首にかけていなかったので、私はFくんに
「金メダルはもらったの?」
とききました。Fくんは、
「いいやまだもらってないよ。」
と言いました。なのでわたしは、Gちゃんのお母さんに
「Fくんが金メダルをもらっていない。」
と言いました。Gちゃんのお母さんは、
「あらそう、じゃあ金メダルをFくんにあげて。」
と言ったあとに金メダルの入っているふくろをわたしにわたしました。なのでわたしはFくんに金メダルをわたしました。
それから、Aと言う名の女の子の犬の名前を教えてと言いました。Aちゃんは、
「いいよ。」
と言いました。Aちゃんは、
「わたしの犬の名前は、フィンバよ。」
と言いました。わたしは、
「ふぅぅんけっこうかわいい名前だね。」
とほめました。
Aちゃんは、
「ありがとう。」
とはずかしそうにいいました。
さいごに、ケーキをたべました。お花のチョコレートがのっかってあったので、とてもおいしそうでした。
そのあと、プレゼントをあけました。わたしは、おそろいのブレスレットをプレゼントしました。
わたしはとてもうれしい気もちでした。
*原文は縦書き