漏水のご相談
先日、リフォームコンパス東京表参道店にH様がお越しくださいました。
ご主人様がお一人でお越しくださいましたが、
来店のご予約のみだったので、内容について一からお話を伺う形となりました。
H様のお住まいは大手ハウスメーカーの2×4造のお家で、
築8年の段階で中古で購入され、現在築年数が39年ぐらいになっていらっしゃいました。
10年前にもメンテナンス工事をされていらっしゃったのですが、
ハウスメーカーの見積りが高かったため、ご自身の勤務先の関連会社にて施工をされていました。
今回、実はその際の施工が原因かもしれないのですが、
外壁周りで壁の中への漏水が発覚し、ハウスメーカーに相談したところ、
かなり高額な費用が掛かってしまうという話になっていたそうです。
H様としては、ひとまずどこかに相談をしたい、という思いでリフォームコンパスを見つけて下さった様です。
実際のところ、リフォームのご相談の中には漏水による工事のお話が割と出てきます。
元々漏水の補修工事というのは、そもそもの原因を特定させるのにも
常に不確定な要素がついて回るので、実は難しい面があります。
リフォーム会社側も確実に漏水を止めるという確約ができない一方で、
お客様は補修をすれば当然直るだろう、という思いがあるので、
十分に打合せをしながら、信頼関係を築いていくことも非常に重要になるのです。
物件そのものを建築したハウスメーカーは、どうしても建築責任がありますので、
対応はしてくれることが一般的ですが、一方で会社側にもリスクがあるため、
安全を見た、かなり金額のかかる見積りになってしまうこともよく見られます。
そういったことや、リフォーム業界の全般的なお話をさせていただき、
その日はまず、前回施工をされた会社にもご相談をいただくことをお勧めし、
もしそれでも難しい場合には、あらためてご相談くださる様にお話しさせていただきました。
H様は相談できるところ自体がなかったとのことで、
相談できたこと自体を大変お喜びいただきました。
その日はご相談のみでお帰りになられましたが、
その後あらためてリフォーム会社の紹介をご依頼いただきました。
結果的に3社のご紹介をさせていただき、
その後、最終的に最も安く限定的な工事を提案された会社に決めたことをお知らせいただきました。
今は娘様ご家族と一緒にお住まいになっており、
お孫様も生まれたばかりというお話もしていただいていましたので、
ぜひ引き続きじっくりとご相談いただきながら、
安心・ご納得いただける形で工事を進めていただけたらと思います。
H様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura