【クラフトメイド協会】金継ぎについて
2022.03.30 03:00
こんにちは、中野莉子です。
今回は、
金継ぎについて紹介します✨
金継ぎとは、割れたり欠けたりしてしまった陶磁器や漆器などを漆でつなぎ、
修復する方法のことを指します。
漆で補修した跡に金属粉を使用しており、
金でつないでいるように見えるため、「金継ぎ」や、別名「金繕い」とも呼ばれます。
使用している物が割れたり欠けた場合に修理して使うという考えは、
縄文時代からありました。
日本で出土される土器には、漆で接着し修復した痕跡が見られています。
漆は乾燥させると人体に無害で非常に強力な硬化作用を持つ天然の強力接着剤であるため、
当時の日本人がその特徴を活かして物を大切に扱っていたことが分かっています。