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太初(はじめ)に言(ことば)あり、言は神とともにあり、言は神なりき。

2022.03.03 21:29

『成幸の法則2022』3.4

Vol.2045

太初(はじめ)に言(ことば)あり、言は神とともにあり、言は神なりき。

<ヨハネの福音書>

「私がこんなに心の底から思っているのに、どうして分かってくれないのだろう」

「ずっと前から考えていたのに、何故氣付いてくれないのだろう」

こんな風に、自分の氣持ちや心を察して欲しい、わかって欲しいと思ったことはありませんか?

 

しかし、どんなに強く思っていたとしても、それが「言葉」にならない限り、相手には伝わりません。

 

これは、どんなに親しい家族でも、友人でも、仕事仲間でも同じです。

また、いじめのような嫌がらせも同じです。

心の中では「絶対に止めて欲しい」「ホントに嫌だ」と思っていても、言葉に出して「止めてください」と言わない限り、それはずっと続きます。

口に出さなければ伝わらないのです。

目は口ほどに物を言う。こんな言葉もありますが、実際の言葉には敵いません。

また、言葉に関してはこんな解釈もできます。

成幸のためには、自分自身の「無意識」をコントロールすることはとても重要なことです。

その「無意識」という真っ暗な巨大な空間を、「言葉」がサーチライトのように照らし出し、照らされた部分が「意識」になる、というイメージです。

ですから、「言葉」は成幸の鍵を握るということ。

「無意識」の中には、無限大のエネルギーが無秩序に渦巻いています。

「意識」は「言葉」によって整理されています。

「言葉」は、自分のルールに従い、秩序だっています。

だから「意識」は論理的、理性的、合理的なものになります。

言語を司る左脳が管理しています。

「無意識」は右脳が管理し、見えない力(宇宙のエネルギー)と直結しています。

その「無意識」の中に、可能性、希望、肯定、夢、愛を言葉で埋め込むのです。

そして、「無意識」と「意識」を一体化できた時、成幸の扉が完全に開きます。

私たち日本人の言う「言霊」という概念は他の言語には見当たりません。

私たちの住む日本は、「万葉集」の中で、「言霊の幸わう国」と表現される国なのです。

成幸コンシェルジュ

ひとみ幸お