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kojinkai

勉強について。

2022.03.05 01:00

本気で、何かを変えようとするときに、

ではどれくらい勉強したらいいか?

いつ勉強したらいいか?

どれくらいしたらいいか?

子どもたちは、何かを大きく

変えた経験がないため、

余計な勉強をした経験が

ほとんどないはずです。



まず、学習はインプットと

アウトプットに大別されます。

また、インプットにも、

単純暗記に始まり、

調べ学習や読書に至るまでの

意味理解も含めて、

形態は様々です。


学習は、インプットが7割以上を

占めることが普通であり、

実際机に向かうべき時間は

そんなに長くはありません。

しみじみ理解する、って

感覚が持てるまで、まずは読む。

とにかく調べる。時にはまとめる。


ほとんどの学習は、どこでも

できる時間なのです。


目的を持って学習方法を使い分け、

適切なタイミングでアウトプットの

機会を設ける、というのが

基本の考え方であり、

机に常時座っている子が

賢いかといえば、

別に大したことはないことが

多いのです。



インプットとは、視野を広げる

学習であり、アウトプットは、

視界に入る内容を詰める学習です。


勉強した気になっていて

成果が出ない子は、明らかに

後者に偏りますし、

一定程度のところまでは

成績が上がりますが

中途半端な成績で止まりがちです。

視野が狭く、意味も深めないまま

答えを覚えてしまうからです。



真面目な子ほど陥る罠です。

一回そんな次元から

脱皮しないといけませんね。


勉強したくない子は、

すぐ読むこと、調べることを

軽視して、ショートカットして

すぐ問題演習に取り組み、

そして自爆します。

分からないことばかりの

問題集を解いて、

何が楽しいのか?



勉強の本質は、

分かるということです。

納得と感動の積み上げです。


アウトプットは残り3割のおまけ。

最終の詰め。覚え足りないところの

補足に過ぎません。


そこを履き違えないように

してもらいたいところです。

やる気のない、ただ作業として

課題だけこなそうとする子は

根本的に読みが浅いのです。