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昭和キッドの記憶のカケラ

昭和の懐かし物で癒されたい

2017.11.19 15:06

今年もあっという間に終わりそうだ。

最近「小休止したい」と思うことが多くなった。

55歳を過ぎたころからすごい勢いで時が流れていく気がする。

そんなとき私にとって時間を止めてくれるのが昭和の懐かし物だ。


はじめてアップする今回は

これまで集めたものを

おもいつくままダイジェスト風に

今後進めていくブログの雰囲気、予告篇として紹介したい。


冒頭の画像は

昭和30年代の月刊漫画の付録本

紙帯で束ねられた5~8冊の漫画本は付録の域を超えたポリュームで

毎回気分は高揚した。


画像は大きめだが

現物は約4cm位の豆こけしだ。

底に穴があいているので鉛筆キャップとしても使えたのかもだ。


ダッコちゃんをはじめクロちゃん系は大人気だった。

今で言う食玩フィギュア的な存在だったかもしれない。


面子(めんこ)は男の子の貴重な資産だった。

勝負に勝てば相手の面子を獲得し保有枚数が増えそれが強さの証だった。

                  

食品サンプル(模型)である。

貧しくて外食は特別な時でないかぎり

かなわなかった。

ショーウィンドウのサンプルにいつも釘付けだった

ガラスにほっぺの痕が付くほどに。


そんな食べたい思いを

ちょっとだけ緩和してくれていたのが駄菓子屋のお菓子類だ。

昭和30年代は、ガムやドロップが5円、10円で買えた時代だった。


PCやネットなんて無い時代

貴重な情報源だったのは学習・保育絵本。

定価30円~40円でひとつの世界観が学べた。



小学校正門付近に必ずあった文具店。

下校時には必ず立ち寄り情報交換、買い物が行われていた。


文具だけでなく学校用品全般はもちろん

プラモデル、かるた、グライダー、趣味用切手、駄玩具まで置いてあった。

小学生生活のコンビニと言えただろう。


思い起こしてみると

放課後は駄菓子屋と文具店は2大ターミナルだったような気がする。

この2カ所を拠点に

冒険、遊び、闘い(面子など)へと繰り出していた。



アトムや鉄人など漫画、アニメの草創期で

誰もが夢中に追い求めていた。


最近はペッパーなど

人型ロボットが買える時代になった。

でも人間の心をもつ正義のロボットは

昭和30年代からすでに僕らの心にずっと存在していた。


われわれの世代は

スカイツリーよりやはり東京タワーに思い入れがあるのではないだろうか。

昭和のシンボリックな存在だった。


これからも

昭和の懐かし物をもとに当時の風景を

回想、探究、時々妄想

したいと思っている。