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suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

心リハにおける作業療法の目標

2017.11.19 15:12

こんばんは、sumaです。



さて、ちょっとしたシリーズになってきました、心リハOTについて。



OTさんとPTさんで、よく目標の相違によって対立することがあります。



心リハにおいては、PTさんの方が知識も多かったり、慣れているので、どうしてもOTさんは弱い立場です。



でも、対立は潜在しています。



そこで、OTさんには、本音と建前でもいいので、目標の理解を深めてほしいなと思います。



心リハにおける一般的な目標は、薬物療法と並んで


「生命予後の延伸」です。



運動をすることで、健康になり、寿命が延びる。



例えば最大歩行距離が延びると、死亡率が減少する、という研究結果があります。



だから、運動して、運動耐用能や歩行距離を延長することは、


寿命に直結するわけですね。



その効果は薬物療法と並ぶほどですから、運動の効果は絶大です。



PTさんには、この運動がバックボーンにあるので、強いわけですね。



でも、OTさんはどうでしょう?



作業のエビデンス、知ってます?


何をどうすれば、効果がでますかね?


ってモヤモヤしてると、PTさんに突っ込まれちゃうわけです。



なので、ここは即時に応えられる論理が必要です。



まず、OTは健康に寄与できるか?



という問いには、YESですが、



OTは直接的ではなく、間接的に関わることを念頭においてください。



OTの特徴は、

幸福感を介して、健康に寄与する点です



例えば健常者について考えた時、病気や障害がなくて健康であるはずなのに、幸福であるかどうかは人それぞれですよね?



そう、健康だから幸福、とは限らないんです。



ですが、逆はどうでしょう?



研究結果として確定の事実ではありませんが、



人は幸福感が高い時、健康に良影響を及ぼすことがわかっています。



逆を言えば、不幸な状態にある時、精神的な健康に害を及ぼすことがわかります。



ここにOTの特徴を生かすポイントがあります。



心リハにおける目標を立てる時、


PTさんは生命予後の延伸が最大の目標になっていると思います。


ではOTは?



今の生活で幸福か?という視点で目標を立てましょう。



入院時も、自宅退院時も、外来通院中も、


今の生活が幸福じゃなかったら、いずれ健康問題に発展する可能性があると理解してください。



もちろん、不健康につながる習慣や行動で幸福を得ようとしてたら、それはダメです。(タバコやアルコール、薬物等々)



ですが、歩けるから、動けるからといって、生活で何も問題がないかといえばそうじゃないはずです。



新しい生活に馴染めなかったり、習慣がうまく作れなかったり、さまざまな障壁にぶつかっているはずです。



僕らOTは、それを支えましょう。



今、幸福に近づくために何ができるか?



それを考えることが、再発予防や生命予後の延伸につながる第一歩だと信じて、目標を立てられたらいいと思います。



建前は別にして、本音は「幸福が感じられる生活を再構築します」となればいいですね。



その根拠については、また後でまとめようと思います。






それでは。



suma's  occupation