「じゃあね」をイギリス英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
「さようなら」を砕けて言うと「じゃあね」ですね。
この「じゃあね」をイギリス英語で言うと?
「じゃあね」=“cheerio”(チーリオゥ)
注:アクセント(強調する箇所)が「オゥ」の場合あり
例:
“Cheerio, see you tomorrow.”
「じゃあね、また明日。」
北京パラリンピックが一昨日開幕し、開会式でIPC(国際パラリンピック委員会)のアンドリュー・パーソンズ会長のスピーチが“ニュース”になっているのをご存知ですか?
世界平和や障碍者達にも健常者と同じくらい機会が与えられる事などを訴えたとても力強いものでした。(障碍者は全人口の15%だそうです)
この中で“peace”(平和), “inclusion”(包括), “harmony”(協和)などという単語を使っていたのですが、最後に“Peace!”と力強く言って締めました。
この“peace”は日本のニュースサイトで「平和」とだけ訳されていましたが、実はこれ以外にも「じゃあね」がさらに砕けた「そんじゃあな」といった意味合いがあってこれと掛かっています。(この時の“peace”は“peace out”が短くなったもの)
“peace (out)”はかなり砕けているので全世界に放映される場では絶対に言わない方がいいです。(卑猥ではないけど失礼になる)
しかし昨今の状況を考えると平和の訴えはとても重要で、スピーチでも度々それを指摘して掛かっているのがわかるのでとても上手&失礼にならない使い方だなといろいろと感心しました。
せっかくなのでそのスピーチ動画と“文字起こし”(英語)されたのをご紹介させてください。
おまけ:
いくつか印象に残った会長の言葉をご紹介させてください。
“The 21st Century is a time for dialogue and diplomacy, not war and hate.”
「21世紀は戦争や憎しみではなく、対話と外交の時だ。」
“Paralympians, there is an important moment in your lives when, because of sport, you embrace your disability. Not as something that defines you, but something that is part of who you are. As you embrace it, you find your strength, where others have seen weakness, and your find your own power and path to maximize what you can do.”
「パラリンピック選手達よ、あなたの人生の中でスポーツによってあなたの障碍を受け入れるという大切な時があります。(障碍は)あなたを特徴づけるものではなく、あなたという存在の一部です。それを受け入れると他の人には障碍(弱点)と捉える部分もあなたにとっては強さだという事に気づき、自分の能力と最大限に活かしていける道筋を見つけられます。」
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“「じゃあな」を英語で言うと?”、“その2”
Cheerio!