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じてんしゃにっき

カスタムベースにオススメなクロスバイクまとめ

2017.11.19 04:38

自転車を始めようと考えている方へ

是非こちらの記事もご覧ください。


自転車、特にスポーツバイクは部品の交換が手軽に出来ることが特徴です。

そしてカスタムはその手の自転車醍醐味の一つとも言えます。

↑自分のミストラルです。センスはさておきこの時点で既に同じ仕様のミストラルを見たことがありません。ちなみに通学仕様で、まだ理想形ではありません。

こんな風にパーツを交換することで世界に1台の愛車を作ることだって出来てしまうのです。

つまり自転車は1/1スケールのモデル(プラではない)とも言えます。ロマンなのです。

今回はそんなカスタムをクロスバイクに施したい方向けの記事です。

ミストラルとエスケープについての記事を書きましたが、その続きのような記事です。

ごめんなさいまだ前置きです。今回は

リアエンド幅130mm

であることを絶対条件とします。

http://hashirin.com/archives/1426908.htmlより

リアエンド幅とは画像のメジャーで測っている部分の幅で、ここの幅が130mmである事が重要です。

※画像の自転車はTREK 7.9 FX(2012年以前モデル)で135mmです。


130mmはロードバイクの規格です。つまりここが130mmであればロードバイクのホイールを使うことができ、135mmだとロードバイクのホイールは使えないという事になるので執拗に130mmにこだわるのです(使えないこともないですがやたらと複雑か少し危険な手になります)。

前置きが長くなりました。本題へ入ります。

GIANT escape R3

¥50,000 (2018 税抜) 10.7kg(465mm)

言わずと知れたクロスバイクの王様。「迷ったらこれ」は健在で、カスタムベースとしても極めて人気が高いです。王様に弱点らしい弱点などある訳がなく、オーナーであるお友達に乗せてもらった限りではミストラルに完勝してしまう化け物でした。

GIANT escape RXシリーズ(3〜1)

RX3:¥65,000 (2018 税抜) 10.4kg(465mm)

RX2:¥76,000 (2018 税抜) 10.3kg(465mm)

RX1:¥100,000 (2018 税抜) 9.9kg(465mm)

escape R3をもう少し走りに寄せた自転車たちです。RX3とRX2の違いはフロントフォークで、RX2、RX1はカーボンだそうです。

RX1はRX2のコンポーネントがロードバイク用で組まれており値段が跳ね上がっています。

走りにこだわりがある人向けのクロスバイクですが、どうせ弄る前提ならば優等生よりも面白いクロスバイクが沢山あるかなと思います。

GIANT CROSTAR

¥54,000 (2018 税抜) 9.9kg(465mm)

こいつだけ写真の角度が違うのはかっちょいい角度があったからで特に理由はないです。

2017年からGIANTのクロスバイクのラインナップに追加されました。

フロントフォークをアルミにしてみたり頑張ってダイエットした結果、10kgを切ってしまったようです。コスパは間違いなく最強だと思われます。

escape Airの後継機という表現が正しそうです。

自分がコスパだけで選ぶのであれば間違いなくこいつを買います。

というか何をどう削ればロードバイク用のコンポーネントで組まれたRX1と同じ軽さにまで持っていけてかつ半額近くで売れるのでしょうか、不思議でかないません。

GIANT Liv escape R3 W

¥50,000 (2018 税抜) 10.4kg(400mm)

GIANTの女性向けメーカーであるLivにもescape R3は存在します。しっかりエンド幅130mmという部分まで受け継いでおり、カスタムベースとして全く問題ないスペックを備えています。

GIOS MISTRALシリーズ

MISTRAL:¥51,000 (2018 税抜) 10.8kg

GRABEL:¥59,800 (2018 税抜) 12.8kg

CHROMO:¥59,800 (2018 税抜) 11.6kg

ミストラルは2018年モデルになり、無印、グラベル、クロモリの3タイプに分かれました。ちなみに2017まではピュアフラットという同メーカーのクロスバイクがありましたが、ミストラルに完全に食われてしまい、静かに姿を消されたようです。

無印はスタンダードなアルミフレームにクロモリフォーク、完全にescape R3の対抗馬です。

グラベルは2017年モデルで追加されました。フロントフォークがサスペンションになっており、オフロード用タイヤを履いているモデルです。

クロモリは2018年モデルで追加されました。フレームがアルミではなくクロモリで出来ています。GIOSらしさの感じられるバイクだと思います。

無論全てエンド幅は130mmでカスタムベースとしてもgoodです。

GIOS AMPIOシリーズ

AMPIO:79,800 (2018 税抜) 9.7kg

TIAGRA:110,000 (2018 税抜) 9.6kg

アンピーオはクロモリフレームのクロスバイクですが、とってもロード寄りなのでフラットバーロードと呼ばれる事もしばしばあります。

無印はフレーム、フォーク全てがクロモリで出来ており、コンポーネントはロードバイク用の2×8s Claris 2400シリーズで組まれています。

対するティアグラはその名の通りコンポーネントがロードバイク用の2×10s Tiagra 4700シリーズで組まれており、その他フロントフォークがカーボンになっています。

フラットバーロードは極めてロードバイクに近い自転車なので、その気になれば普通のクロスバイクと違い、ハンドルとレバーを買うだけでさっさとドロップハンドル化することが出来ます。

GIOS CANTAREシリーズ

Claris:¥72,000 (2018 税抜) 9.7kg

SORA:¥88,000 (2018 税抜) 9.5kg

カンターレもまたアンピーオと同じフラットバーロードです。アンピーオがクロモリなのに対し、カンターレはアルミフレームです。

ClarisもSORAもその名の通り、ロードバイク用コンポーネントであるClaris、SORAがそれぞれ組まれています。またClarisはクロモリフォーク、SORAはカーボンフォークとなっています。

GIOS LUNA

¥110,000 (2018 税抜) 9.8kg

2018年よりラインナップに追加されたクロスバイクもといフラットバーロードです。

ぶっちゃけカンターレのTIAGRA版、AMPIO TIAGRAと同じグレードだと考えられますが、なんでクロモリアルミの方が重いのか不思議です。

カンターレやアンピーオはフレームがほぼ同じままGIOSのロードバイクとしてラインナップされてますが、ルナだけは少し違うジオメトリとなっており乗り味が気になるところです。

無論こいつもカスタムベースとしてはgoodで、GIOS特有のジオスブルーが出たら買ってみたいなぁと思ってたりします。


以上が簡単なまとめです。その他BianchiやTREK、Cannondaleなども見て回りましたが、Bianchiはそもそもエンド幅130mmのクロスバイクが存在せず(過去にローマ6などと行ったクロスバイクが存在していた)、無知なもので他メーカーはスペック表からリアエンド幅を推測することすら出来ませんでした。

ぶっちゃけGIANTとGIOSの一騎打ちとなっています。さらに価格帯を見てみると、クロスバイクの購入予算として設定される5万円前後のバイクはGIANT escape R3かGIOS MISTRALだけです。

そりゃあネット上でもこの2台の比較が溢れる訳ですね…

ということで2台の比較の記事を書きましたのでどうぞ…

(無限ループのススメ)