Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

じてんしゃにっき

自転車 タイヤの太さってどれがいいの?

2017.10.18 13:59

700×23c

700×25c

700×28c …

自転車にも様々なタイヤサイズがあります。

今回は太さについての話を書こうと思います。

まず700×云々ってなんなの?

初心者となるとまずはこの話題に尽きるかと思います。。。

詳しくはwikiに書かれていますが、700(c)というのはタイヤの外径、23や25(c)というのはタイヤの幅を表しており、およそ「c=mm」と表現して差し支え無いと思われます。

なんで細いの?

スポーツバイクに興味を持った誰もが一度は考える事だと思います。

この答えはズバリ転がり抵抗(路面抵抗)の軽減にあります。

自転車(だけに限らないが)には「走行抵抗」なるものが生じており、大方「空気抵抗」「機材抵抗」そして「路面抵抗」の3つに分けることができます。詳しくはこちらのサイトに纏められています。

抵抗は少ない方が軽い力で速く走ることができます。つまり走る事を楽に速く行うため、タイヤは必然的に細くなっているのです。

どの太さがいいの?

さて、この記事のメインテーマです。

32cといったかなり太めのタイヤから、自分の知る限りでは20cといった超極細タイヤまで様々なサイズが混在していますが、どの太さが良いのかという話になります。

ぶっちゃけてしまうと、用途によってかなり違ってくるのですが、今回は楽に速く走るために主にロードバイクに広く普及している23cと25cについて考察してみます。ちなみにタイヤは細くなるほど軽くなるのですが、その代わり乗り心地が悪くなる点がネックとなってきます。タイヤの太さが変わろうと、空気圧の管理を怠らなければパンクするリスクは変わりません。

さて、23cと25cについてです。

少し昔は23cが主流でしたが、現在はレースでも25cが使われるケースが多くなっています。まず各太さごとに何が良いのかをまとめてみます。

23c

・25cに比べて軽量。

・20c、23c、25cと比較していくと最もバランスの取れたサイズだと言われている。

25c

・タイヤの変形量が少なく、同じ空気圧ならば理論上23cよりも転がり抵抗が少ない。

・乗り心地が良い。


23cと25cがよく比較され、稀に論争になっているところを見ますが、この争点の中心にあるのが、下線を引いた25cのメリットです。

数10gの重量増よりも転がり抵抗を軽減する方がタイムの向上に繋がるという事なのでしょう。また、23cと比べて乗り心地も良くなるので25cが最適解なのではないか。という話だそうです。

ーーー以下ウンチクーーー

正直25cのメリットが正論すぎてなんとも言えないのですが、個人的に1つ気になる部分があります。それは先ほど上げた走行抵抗の中の「空気抵抗」です。またこちらのサイトですが、走行抵抗の大半を空気抵抗で締めているのです。高校で研究中の題材があり、学校での研究の発表が終わり次第ブログにもアップする予定なのですが、前面投影面積を減らす事で少しですが空気抵抗を小さくする事ができます。それは恐らくタイヤも例外ではなく、タイヤの幅が2mm狭くなるだけでも空気抵抗低減に効果があると自分は考えます。
ですが25cの転がり抵抗の軽減もまた、プロで広く採用されている事を考えれば確実に効果はあると考えられるので捨てがたい…
…ならば前面投影面積に関係がない後輪のみを25cにしてはどうだろうか…?
そうして思い浮かんだがフロント:23c、リア:25cという前後で違うサイズを採用するというアイデアで、これは今使っているP ZERO veloで実践しており、(タイヤが良いというのが大半だろうが)実に良いフィーリングだと感じています。

ーーーウンチク終わりーーー

何はともあれ、正直メリットを見ると25cが良く見えます。自分も25cを選んでおけば間違いはないと思います。

ただ、それでは面白くないのでウンチクで述べたように、この記事では

フロント:23c 
リア:25c

の組み合わせが最適解だという結論で纏めさせていただきます。

グダグダと長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。