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yoyo

川沿いを歩く

2022.03.07 13:57

検査を受けに病院へ行く。木曜以来の外。廊下に拵えられた別室で検査を受ける。抗原検査は10分ほどで結果が出るらしいのだけれど、3分ぐらいで陽性だと分かった。報告のための聞き取り、受診料の支払い、処方箋のやりとりすべて別室で終わり病院を出る。処方箋は薬局へ持っていってくださり、薬は自宅のポストに投函されるという。そういう感染対策が徹底されている医療現場と、感染前まで自分が過ごしていた世界の落差にやるせなさを感じる。


帰りは川沿いにでた。平日昼前、こんないい天気の日に川沿いを歩いている。このままどこかに行ってしまいたい気持ちになるけれども、この身体ではどこにも入ることができない。小説の設定にありそうだと思う。


帰宅。薬局より電話、薬の説明を受ける。職場へ出す報告書の作成、上司へ報告、保育所への報告、小児科からのSMSに返信。生来が連絡不精なのでしんどいというのが正直なところだった。重症だったら投げ出していたと思う。こういうときつながりが大切だということはよく分かっているつもりだし、相手も義務でやっていることだし、ぜんぶ必要なものだとは思うがそれでもしんどさの方が勝った(報告書ぐらい快復してからにしてくれとは思うが)。


子どもとおままごとをしていると「これお父さんのハンバーグ」と言ってお皿を持ったので「にんじんはのせないの」と訊くと「にんじんは今洗ってるから」と返された。寝る前は「〇〇ちゃんの枕どこいっちゃったの。白い枕!」と叫んだり、長く過ごすことで言葉が達者になっていることを実感した。保育園の先生や友達にあらためて感謝する。