20220228【鹿嶋PJ】鹿嶋市中心市街地活性化協議会で学生提案を行いました
私たち、齋藤研究室3年生は、研究室に仮配属された昨年の夏から鹿嶋市のまちづくりについて考えて来ました。
研究室に所属して初めての活動が、今まであまり経験の無いグループワークであり、また、地域の方々とのプロジェクトであったため、上手くできるかどうかという不安がありましたが、同時に、どんなことが出来るのかという期待もありました。
プロジェクトに参加するにあたり、私たちは最初に鹿嶋市の魅力である農産物や海産物、観光地や歴史を知るべることから始めました。
次に、実際に鹿嶋での現地調査を行いました。鹿島神宮をはじめ、神宮の参道である大町通りや地元の商店街として栄えた仲町通りを歩き、また、地域の方々のお話を伺いました。
現地調査には、他大学の学生や先生方いらしゃっていて、普段とは違う意見交換をすることでまちづくりや建築についての考え方を深めることが出来ました。
また、現地調査のアテンドをして頂いたまちづくり鹿嶋㈱の済藤さんには、様々なアドバイスを頂いたことで、鹿嶋への理解を深めることが出来ただけでなく、自分たちの提案の足りないところにも気づくことが出来ました。
現地調査の終了後、東京に戻り現地調査を踏まえて鹿嶋をもっとよりよい場所にするための提案をみんなで考えました。
私たちは鹿島神宮に訪れる人々にもっと鹿嶋市の魅力を知って、楽しんでもらいたいという考えから、「集いの杜」というテーマを掲げ、仲町通りに賑わいを生むことが出来るような提案を目指しました。
提案はハード面・ソフト面の両方向から考えることにしました。アイデアは出るものの、これは鹿嶋に合っているのか、まちづくりとして間違っていないか、仲町通りの人々はどう思うか、鹿嶋に訪れた人々に楽しんでもらえるのかなど様々な視点から見て提案を考えました。とても難しかったですが、同時に、提案がまとまることにとても大きなやりがいを感じました。
私たちの提案を初めて見る人にも分かり易い資料としてまとめることも、とても難しいと感じました。特に、協議会に提出する資料は私たちだけではなく、鹿嶋市の地元の方々にも見て頂くものだったので、いつもとは違う緊張感がありました。しかし、資料が完成したときの達成感はとても大きかったです。
そして、今年度のまとめとして、鹿嶋市中心市街地活性化協議会に出席し、我々の提案を発表する機会を頂きました。
今回の提案では、まだまだ検討が不十分な部分や、更に考えなくてはならないことが沢山ありますが、初めてのゼミ活動を通して多くのことを学ぶことが出来ました。
自分1人だけではなく、ゼミのみんなで1つのものを作ったことや、現実のまちづくりに関われたことは、私たちにとってとても貴重な経験になりました。
鹿嶋の皆さん、本当にありがとうございました!
東洋大学 ライフデザイン学部
人間環境デザイン学科 岡田 知美、日笠山 葵