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干し柿

2017.11.27 02:23

間もなく十二月。

義父の畑、霜よけをレタス畑にするため

(この時期になると風邪気味になる義母に代わり)

昨年に続き政喜さんが助っ人に。

霜で凍っても日差しで溶け

かえって甘みが増す したたかな野菜もありますが

レタスは暑くても寒くても腐るそうです。

このトンネルをはった後も

義父はお天気によってビニールのすそを

上にあげたり下げたり・・・。

その労力に頭が下がります。

ところで

「北風と太陽」というイソップ童話、ご存知ですか。

旅人のコートをどちらが脱がすことが出来るか

北風と太陽が競い合った短編。

擬人化した太陽が寛容、北風が懲罰という

イソップらしい少し教訓的なお話です。

結果は日差しを燦燦と注がせて太陽が勝ちました。

子供の頃からこのお話、しっくりきません。

なぜか最近分かりました。

自然観の違いです。

北風にしか出来ない仕事があるのに。

そう考えませんか?

私は北風に干し柿を作ってもらいたいです。

他の地方では寒天やら出汁昆布やら

忙しく作ってるらしいですが

我が家の軒先は今まさに乾いた北風を求めてます。

宜しくお願いしますね。

北風さん。