手軽さ・湿りにくい・食べやすい海苔
最近ははまっているものの1つに、「海苔」があります。
おにぎりには、全体に巻いてあるのが好きなので、大きなものを使いますが、「茶碗ご飯に」と言う時には、やはり、小さいサイズが合っています。
日本製で、何十枚入りの物ですが、一旦封を開けると、いくらチャックや小袋タイプでも,湿ってしまうものが多いです。(この場合、ガラス瓶にでも入れ、かつ、乾燥材を入れて密封すればと思いますが、完全密封性及び完全な乾燥が望めません).勿論、数枚づつ入って封したタイプの物も有ります。それは、湿りません。ただ、その場合は、それらをまとめて入れた袋の乾燥材が入るタイプです。それらは、乾燥しない点いおいては同じです。
ですので、消費時には湿らない消費の仕方で食べやすいことは同じです。それには塩気は有りません。
それに対し、初めて知りましたが、韓国製の下記のものは、1袋が<8枚+乾燥剤>のレトルトパウチのパックになっているので、直ぐ消費しますし、湿らないです。
そして、これは、うっすら塩がふってありますので、そのまま食べても、美味しさがアップします。実はこれがみそなのです。
値段も、1シート9袋入り300円位で、枚数と値段、味からして、お得感があります。
「海苔」製品にとっては、湿らない事は、一番の要件です。
この製品のパックスタイルは誠に用を得ておりデザインもクールです。パックスタイルなので、全体の1梱包スタイルは、とても大きくなっていますが、大きさに比べて、やはり海苔故にとても軽いです。
これは、贈答用ではありませんが、たとえ贈答するにも、グッドデザインと言えます。
これは、思わず「売れる商品」だと感ぜずにはいられませんでした。
「そのままつまめる」。
勿論、日本の製品でも、そのままつまめます。しかし、いつまでも、つまんでいられるものではないのです。ほんの少し、こちらの方が塩気があるだけで、美味しさが違うのです。
これが、売れる決め手でしょう。
また見た目の色も、こちらの方が、緑っぽくいい色をしています。
そして、上述の如く、一つ一つがレトルトパックで、ワンパックになっており、湿らなくて、その手軽さが、又いいのです。
「おつまみ」と言うのは、いつまでも食べていても飽きないようにできているから売れるのです。その特徴もこの商品は持っています。
中々、主食品のひとつになる食材には、このような「おつまみ」対象にもなる性質を持つものは少ないものです。
例えば、肉・米・野菜をおつまみ用にしようとすれば、それ用の加工工夫が必要であり、<主食材・副食材であり・おつまみにもなる>と言う様に作るのも少ないものです。
これが、企業のアイデアであり、売れる商品作りと言えましょう。
また、今は、アウトドアライフが、老若男女にかかわらず、浸透し、益々ブームに拍車をかけています。戸外での生活に、健康を兼ね備えた思考もその一員を成しています。
異質企業からのアウトドア事業への参入も目につきますし、100均でも、アウトドア製品が、目立っています。
ここには、独自専用の色々なアイテムが、商品化されていますが、中でも、食品に関しては、戸外ではならの携帯化も問われるものも出品されています。
登山・サイクリングを例にとれば、やはり、「小型携帯」をメインにしますので、行動食としても、「食べやすい大きさ」「携帯しやすい量」等が、メインとなりやすいものです。
其処には、「小さな袋に入った量」を基本としていますので、「その都度その都度に食を補う」と言ったものが目立ちます。
つまり、「小型」「携帯性」が売れる理由のひとつにもなっています。
家庭で食するよりは、ひとパッケージごとにすることで、かえって、コスト高ではありますが、「便利さ」を基調とする戸外活動には基本的な考え方となるものである事は否めません。それが、企業にとっての、販売企画の基本ともなります。