音訓が分かってきた!
2017.11.20 14:44
4年生向けの漢字の音訓の指導も
終盤戦最後の大一番と言える指導でした。
今日は重箱読みと湯桶読みって何?という話や、
形声文字の基礎のようなことまで扱えて、
「そういうことだったんだぁ!!じゃあ、これも!?」と
どんどん意見してくれていましたので、
どっしり理解が成り立ってきているようです。
形声文字の意識を早く持てていると効率がいいので、
今日の授業は割と踏み込むことができました。
例えば、「束」の字。
ー「この漢字は速いっていう字にも使われています。
速いの音読みは何ですか?」
「ソク・・・あ!!!」
「じゃあ、組み合わさった漢字の音読みって
全部こんな風な決まりになってるんですか?」
ー「そうとも言えないけど、
そういうつくりの漢字もあるんだよ。」
「へ〜!”おもしろい!”
じゃあ、花束ってなってるから、
花は・・・音読みが・・・カ・・・あ!!!」
忙しいこっちゃね・・笑、と思いながらも、
しっかり心の奥に、知識を応用しながら
落とし込んでいるようでした。
ンや小さなャュョ、一つしかない読み方の音読みルールも
すっかり浸透してきて、かなりの漢字を
音訓に分類することが上手になってきました。
覚える漢字の量が膨大になってくればくるほど、
その漢字を構成する部品について考えて、
覚えることを省力化しなければいけなくなります。
4年における音訓ルールや、部首の感覚は
漢字好きになれるかどうかすら占っています。