自分で問題を作る課題。
2017.11.20 15:01
ー「問題集自体が簡単でも、その問題集を
もっとレベルアップさせて使う方法を考えてみよう。
例えばこの似た意味の漢字を選択肢で考える問題。
ア〜ウの中から選ぶなら結構簡単でしょ?
でも、こうしてみたらどうだろう?」
”心配=○○”
”進歩=○○”
ー「さて、君たちはこの2文字を
なんのヒントもなしに答えられるだろうか?
問題にはレベルがある。今君たちは
小3と書かれたテキストを解いているけど、
さっきの問いは5年生とか6年生でも
解けない人がいるかもしれないレベルのものだ。
いいかい、教材が簡単だからといって
雑にしてはいけないんだ。
簡単なものだったら、自分で工夫して
難しくレベルを上げることだってできる。
別に難しい問題集を用意しなくても、自分が
考え方を変えてみればいいだけのことなんだ。
勉強には工夫がいるんだ。同じ教材を使っても
全然身につき方が違って頭が良くなる人が
いるっていうのは、実はこういう工夫の
連続で自分のレベルを上げている人がいるから。
君たちは今回、その工夫の仕方の一つを
宿題を通して勉強してみよう。
テキストは単に解いていくだけ以外の
使い方だってあるんだよ。」
4年生の指導は、単に基本的な事柄の指導に
止まる事なく、こういった教材一つ一つへの
向き合い方の指導であるとかを指導できて、
あまり進度が早くないということから比較的
自由度の高い学年でもあります。
仕込みは入念に。いつでも自分で判断して
学習を組み立てていけるように、下準備を
しっかりと行いたい学年です。