これいい!と思ったクルマ
2017.11.20 21:53
紅葉もそろそろか、と思うぐらい今年は寒い。上の画像はキャデラック・エスカレードで群馬県・四万温泉まで足をのばしたときのもの。
都内を出発して4台のキャデラックを乗り換えて最終的に同じ場所に戻ってくるというゼネラルモーターズジャパン主催のぜいたくな試乗会だった。
目玉は発売されたばかりのXT5。これについては記事を書いたので、ここでは意外なダークホース、エスカレードがよかったことを記しておきたい。
現在のは2014年にフルモデルチェンジした4代目。ホイールベースは2950ミリとたっぷりで3列シートを備えている。エンジンは6.2リッターV8で、セパレートシャシーゆえのゆらゆらっと走るいいかんじがすごく魅力的なのだ。
ニューヨークではやたら見かけるクルマで、11月初旬のピレリカレンダーの発表会で出かけたときもシャトルに使われていた。
現行モデルはキャデラックの「クレスト」とよばれるロゴをはじめ、ライト類などすべて最新のテーマに統一されている。
運転席も独特。テーマはやはり最新のキャデラック車のものに合わせてある(そこまでやらなくてもいいようにも思うが)。当然のことながら目線はかなり高い。
ATセレクターはコラム右がわから出ていて、軸方向に押すと牽引モードになるボタンがついている。米国ではこういうクルマでボートとか牽引するのだな。プラスとマイナスは速度調整のためのコントローラー。
巨大なグリルを備え電気自動車とはまったく正反対にあるかんじのエスカレード。自動車の魅力がたっぷり詰まっているんだよなあ。