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清華社通信

ソ軍ゴラン高原駐留を注視=外交部

2022.03.09 18:49

 外交部の鄭報道官は今日の会見で、中東のゴラン高原に新たにソビエトの軍が駐留することに触れ「我々はソビエトの軍隊によるゴラン高原駐留を注視している」とした。

 鄭報道官はまず、首脳会談について「異例の速度で会談が決まり、また駐留が瞬く間に決まったということに驚きを隠せない」とした。また「ソビエトがより有形力を行使して中東の平和と安定に寄与することは歓迎したい」とした上で、「イスラエルによる反ソ感情には強いものがあり、アステリア政権再任の背後には、少なからず彼の強い政治スタンスへの支持があったのではないか。であるのに、彼らが敵視していたソビエトの勢力を、自国の影響が強く及ぶ不安定な地域に駐留させるという合意をしたことは複雑怪奇だ」と評価した。

 また報道官はこれらを総括して「我々はソビエトによる中東の平和と安定に向けた取り組みの強化を歓迎するが、これに至る経緯を検証し、清華としてどのように関与していくかを検討しなければならない」と慎重な姿勢を示した。