日本剃刀でシェービング始めます
2022.03.09 23:58
100年前の日本剃刀を、キチンと砥いで使います。
先日の充電日に奈良県桜井市から三宅嘉彦先生がわざわざウチのサロンに来店されて、砥石のメンテナンス(面直し)から教えて下さいました。
ガラス板も頂き、それに金剛砂(砥石になる鉱物を細かく砕いたもの)も一緒に頂いて、京都の天然砥石•正本山砥石で日本剃刀を砥いでいくのです。
今や希少価値となった正本山砥石。
江戸時代から続く京都は錦市場近くの理容室から譲り受けたものです。
ネットで調べてみたら50万円近くの値がついています⁉️
ガラス板に金剛砂の大荒(荒目)から中荒(中目)を少量落として水をつけて、砥石を丸く円を描くように擦り合わせ、斜めにそして上下左右に合わせていきます。
そうすると段々、砥石がガラス板にくっついて張り付きます。
それで、こんな感じに綺麗な模様が…。
細荒(細目)で仕上げると、ほとんど砥石が動かなくてピッタリと吸い付いてしまいます。砥石の面とガラス板の模様はこんな感じになりました。
シンクに板を渡して砥ぎ台にして、これからは毎日 砥ぐようにしています。
砥いでいる時は、本当に無心になれて精神修行だなぁ〜って思ってます。