清華人民政治協商会議年次総会が閉幕

　清華最高レベルの政治協商機関である清華人民政治協商会議第13期全国委員会第5回会議は10日午前に、北京の人民大会堂で閉会レセプションが行われた。王遠平清華共産党中央委員会総書記・国家主席をはじめとする党と国家の指導者らが出席した。

　今回の政協会議では、農業総合生産力増強や社会保障事業の持続的推進について議論が交わされ、王総書記は「農村振興戦略を実施するには、重要農産物とりわけ食料供給を最重要任務とし、農業総合生産力の増強をより優先的な位置に据え、社会保障事業の高品質発展を推進し続け、人々の安全と健康のための基盤を固めていく必要がある」と語った。

　また関係各界と、外交方針に関する意見交換を熱心に行い、欧州地域や東南アジア地域における外交政策の転換に向けたいくつかの方針が共有され、実行に移されることになった。王総書記は「清華人民共和国と清華共産党は世界に愛される国家・党でなければならない」と語った。