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近藤しろさと牧場

黒毛和種とはいいますが、意外とカラフルです

2022.02.27 09:42

写真は、とある曇りの日、放牧場での食事の風景です。


こうして並んでいる牛を、あらためて眺めてみると、「黒毛和種」といっても、意外とこげ茶色の牛が多いなぁと感じます。


よくよくみれば1番手前の牛と、それ以外の牛の色の違いも目立ちますね。手前の牛は、それ以外と比べて、かなり黒っぽいです。


上記のとおり、同じ種の牛でも、個体ごとに体毛の色は様々です。


また、仔牛から成牛になる間にも、グレーや茶色、黒色と、月齢や個体の個性によって、体毛はカラフルに変化していきます。

たとえば上の写真、手前の仔牛は薄い茶色、奥の仔牛は身体は茶色っぽいですが、顔が黒っぽく変化してますね。


飼い主はこういった個体ごとのちょっとした違いで、耳のタグ、耳標番号をみなくても、牛を見分けられるようになってきます。


毎日同じリズムで仕事をする牛飼いですが、こういう変化は常にあるので、同じ毎日ってわけじゃなかったり。


本当に楽しいお仕事です。