金カム308話似た者同士。
※最終章つって、いつ終わるん
最近春の暖かさが感じられる季節になりました。
スーパーにフキノトウやタケノコがあるのを見たらなんだか嬉しくなります。
もう寒い冬はさよならしたい。
さて今週の金カムは幕末のヒーローが消えていきます。桜散る
★今週のあらすじ
・わかりにくい登場人物らの配置紹介。
先週に続き幕末の土方さんの戦いぶり。その一撃はヒグマの鼻を刺した。シライシはヒグマから離れようと先頭に向かうがヒグマも同じ方向へ向かい白石の頭を咬んで行った。(お約束)ふと天井を見ると列車の上を走る矢筒を持った鶴見の姿が見えた。
・矢筒の中身のアシリパの毒矢を天井に落とし権利書を確認し矢筒に戻す。杉元たちが登ってくるから私を囮に狙撃しろと尾形に言う鶴見。
・ヒグマは先頭車両を駆け抜ける。ヒグマを追っ払った土方の意識はまだ京都にある。近藤さん。近藤の顔が見えた。少し疲れたな。兵士たちと戦う土方だが膝が崩れた。前を見ると新撰組の自分がこちらに背を向け勇ましく立っていた。が、その姿は杉元佐一に変わる。どんなに傷を負っても前を向いて敵を打ち負かす。つけ剣で刺したり小銃で殴ったり。
その様を見て土方は杉元佐一、呼ぶ。刀を渡す。和泉守兼定。
持っていけ きっと役に立つ。
武人が自分の武器を渡すということは もうこれまで、ということだ。
義に命をかける似た者同士 私の受けた恩くらいは託させてくれ
金塊と権利書は和人とアイヌも救われるように
・・・わかった。
そういって刀を受け取り前に歩いていく杉元。土方ニシパ…と言い残しアシリパも杉元の後についていく。身震いをしながら溶けながら。
・列車の中に侵入した永倉と夏太郎。激戦の後の鯉登や月島を見やりながらうずくまる土方を見つける。倒れた牛山の亡骸を夏太郎はうそだろ…と驚く。
ガムシン…あのころよりも面白くなって、暴れてやろうと、我が人生の春はこれからだと、
悔しいなぁ…そういって土方の灯は消えて行った。
永倉は静かに何も言わず土方のそばにいた。夏太郎は泣いた。
・列車の天井にヒグマが登ってこようとしている。そこには尾形がいた。「どうやって列車に?登ってこられるのか?」ひとまず頭に一発撃ってみる。命中する。一瞬のけぞるが一層叫んでくるヒグマ。かつてアシリパが言っていた(と思う)強い奴を倒すときは頭を狙わない。
そうつぶやいた瞬間、尾形の背後から銃剣が突き刺さった。杉元だ。
以上です。
いよいよオガタちゃんにも退場の兆し??
さて…真夜中に308話をオフトゥンの中で見た私ですが…スマホの画面が滲んで見えました。
ここまで土方爺さん生かしといて最後まで生かさない作者、鬼…。なんでやねん。史実でも死体は見つからないので列車の中で人知れずいなくなるのはありなのかもしれんが…なんだかなあ。なぜか列車を見つけて馬で追いついて不思議ワープしてきた永倉に看取られたのが作者の想いやりなのかな。
自分の使っていた武器を渡す、刀を託す、というシーンは映画やゲーム、漫画ではよくあることですね。ゲーム脳の私はデビルメイクライ3を思い出しました。半魔ダンテに自分の武器を渡す(強い武器なんですよ)人間のレディ。嫌いあっていた両者が和解し、願いを託す。…ちょっとゲームやってくるか!笑
そういえばトニアンジが土方と杉元は似ているとか言ってましたね。目だけちゃうん?て思ってたんですが。土方と杉元は少しは共闘したけど敵対するほうが多く、刀を託すほどの仲か?と疑問です。もうちょい二人のエピソードとかあれば思い入れもあるけれどあったっけ?
鶴見と土方の戦いは実現しなかったと。なんやねん、鶴見はなんで土方を敵視していたかわからないままじゃないか。永倉対鶴見なら実現するのかな?眉唾。
アシリパはまた溶ける描写があるんですがこれの結末ってなんでしょうか。溶けてなくなるんか?アシリパ脱皮して狂犬になるんか?どうでもいいか。
鶴見は尾形を利用しているように見えますね。最後の自分の部下だし使えるものは使って行こうと。その尾形はヒグマと対峙してしまった。しかし後ろから杉元に胸あたりを刺されてしまった。でも血の描写が無いので刺さってはいないんじゃないかな。外套のおかげで急所外れたんじゃないかな。
尾形はまだ生かしておかないと漫画として面白くない…。と個人的に思います。正直誰よりも面白く興味深い背景を持っているから。実質主人公です。なんつって。
鶴見が落とした毒矢は後に杉元かアシリパが手に取り尾形かヒグマに刺すんじゃないの?
鶴見の最後は菊田の遺言通りノラ坊がやっつけるん?土方の刀で。もしくは初めての殺人でアシリパがやるのか。二人共同でやるのか。
菊田の言う「他人が持っていたものは力が宿る、それを身に着けることで強さを取り込める」
杉元は菊田や土方のものを持ったからと言って杉元は変わらないでしょう。元々彼は心も体も強いし。ただ、二人の託した「思い」は杉元ならどうにかしてくれそうではあるが…和人とアイヌの架け橋的な大それたことは似合わないんだが。
年齢差のある杉元とアシリパコンビがどうにも違和感が増してくる今日この頃。なんかこう…二人のファンには悪いんですが青年と子供の図がね…気持ち悪いんですよね…いっとき尾形とアシリパコンビは良さげと思ってた時期が私にもあったんですがそれは尾形が人に慣れぬ体質に見えたので元気なアシリパと一緒なら尾形も心開くかなとかムニャムニャ ヒンナって言ってくれただけで良しとする。
色んなキャラが死んでいくんですが生きてちゃいかんのかい?
なんで死なないといけないのか。
生かしてたらお話考えないといけないから?続けないといけないから?
なんかよくわからない文になりました。カシス、あなた疲れているのよ