Follow the sea of SKIN~肌の海を辿る~ Costume designer Kaori Tamura Exhibition
2017年4月3日から4月9日まで、北池袋の共同アトリエ「くすのき荘」にて行われた、田村香織さんの衣装展示[Follow the sea of SKIN -肌の海を辿る-]の記録映像を撮影、編集しました。
コンテンポラリーダンスの衣装を中心に、サーカス、パントマイム、カフェのユニフォームまで一点ものの衣服や小物を制作する田村香織の制作した品々の展示と、会場でのパフォーマンスをまとめた映像です。
「身体と動きの魅力」から出発した造形と、パタンナーとしての技術を生かし
『着る人を引き立たせ、心を晴れにする「HAReGI」』は、これまでに横浜ダンスコレクションをはじめ国内外のコンペティションやフェスティバルの招聘作品で着用されてきました。
今回は田村が所属しているシェアアトリエ「くすのき荘」にて実際に着用した衣装、公演写真、映像、衣装を再解釈したパフォーマンスで多角的に「衣装」を提示しました。
田村香織 衣装展示[Follow the sea of SKIN -肌の海を辿る-]
【日程】2017年4月3日(月)~ 4月9日(日)
【パフォーマンス】※順不同
青柳ひづる
金子しんぺい
西山友貴・飯森沙百合×にしもとひろこ(たゆたう)
ながめくらしつ(目黒陽介・安岡あこ)
山下彩子・千田美智子
中村蓉
豊永洵子
黒須育海/香取直登
笠井晴子
アマキオト(伊東歌織・杉本朝美)
【主催】田村香織(舞台衣装家・パタンナー)
【会場・協力】くすのき荘(かみいけ木賃文化ネットワーク)、利用メンバーの皆様
【展示監修】坂本のどか(美術作家)
【演出協力・パフォーマンス監修】外山晴菜(ワンポーズクリエイター)
【企画補助】柳スルキ
【写真撮影】前澤秀登 【映像撮影】野本直輝
【クロージングパーティー企画・調理】小笠原綾子
田村香織|Kaori TAMURA
パタンナー・衣装家
東京生れ
筑波大学芸術専門学群・構成専攻 総合造形分野卒
京都料理屋厨房を経て、アパレル企業パタンナーとして勤務
傍らで舞台衣装を中心とした一点ものの衣服『HAReGI』を作る
着る人のこころとからだをハレにする、作り手の見える服作りを試みている。
2014年 写真家の浅見俊哉とアーティストユニットSeeSewを結成
2015年 「時間のきものプロジェクト」企画・実施(文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業)
2016年 独立し、コンテンポラリーダンス、現代サーカス、Music video、映像作品内の衣装の他、衣服の枠にとらわれないものづくりを展開している。
香川・山なみ芸術祭、さいたまトリエンナーレ、としまアートステーションZなど、様々な場所で「衣服と物語の循環」を促すプロジェクト「OPEN CLOSET」を企画・実施する。
不定期で北池袋の共同アトリエ「くすのき荘」でも実施している。