ガミガミも減った?「こどもに手帳」を使わせてみた
世のお父さん、お母さんは、我が子に対して
「早くしなさい」
「これは終わった?」
「あれは準備した?」
などと言うことが多いのではないでしょうか?
我が家も例に漏れず、毎日、同じことを言う日々で、
私自身、それに疲れていた頃に「こども手帳」の存在を知りました。
こども手帳とは?
子ども自身の「日常的にやるべき行動」を手帳に記入することで、やるべき行動を明確にし、子ども自身が自ら行動するようになるというもの。
いくつか書籍が出版されていて、やり方もそれぞれです。
A5サイズのバインダーを使用するタイプ
星野けいこさんの書籍ではリフィルを追加していくタイプのA5サイズのバインダーを使用します。
- 朝起きてからのやることを書いた付せんを貼る『やることシート』
- 時間を軸とした『デイリーシート』
『やることシート』に貼られた「やること」や「持ち物」の付箋を寝る前や明日の予定を確認した際に『デイリーシート』の「実行したい時間」に貼っていきます。
翌日、「やること」が完了したら『やることシート』に貼り戻していきます。
終わっていないタスクが一目瞭然です。
他にも月間スケジュールを把握できる『月刊シート』や叶えたいことを書き込む『願い事シート』、その他、子どもが大切にしたいものを自由にファイリングして使っていきます。
書き込んだものを消しこんでいくタイプ
石田勝紀さんの書籍『勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!』は
「書き込もう」というタイプの子ども手帳です。
子ども自身が予定を把握し、できたものは消し込んでいき、それに対してポイントを付与していきます。
実際に作ってみよう!- 準備したもの -
まず、どちらのタイプの子ども手帳にするか悩みましたが、「子どもが大切にしたいものを自由にファイリングする」という方法に魅力を感じたのでA5のリングファイルとそれに必要なものを準備することにしました。
子どもがファイリングしたいと思ったものをいつでもファイリングできるようにA5サイズ用のパンチも購入しました。
手帳を始めたのがちょうど一年前の2017年の9月ごろだったので、手書きするタイプのリフィルを使用しましたが、2018年になってからは最初から日付等が記入されているタイプのものを使用しています。
2ヶ月後くらいの変化
最初こそ星野けいこさんの書籍のやり方に則って『やることシート』と『デイリーシート』を駆使していましたが、2ヶ月くらい経ったある日、毎日、シート間で付箋を移動させることが面倒になってきたのか、『月刊シート』しか開かなくなってしまいました。
臨時で発生するような「持ち物」や「予定」は『月刊シート』を確認してくれていましたが、毎日繰り返される「持ち物」や「予定」は以前のように私が確認するように逆戻りしていました。
合わせ技で使っているもの その1 - やることボード -
子どもたちの様子を見てみると「手帳を開く」からの「付箋を移動させる」という動きが面倒だったようで、継続させて手帳を使わせる(親の小言や注意を減らす)ために、「やることボード」も併用する事にしました。
このボードは3、4年ほど前から使用しているもので、やることが書かれたボードに「できた」のマグネットを貼っていくものです。(イラストなど含め、自作のボードです。このタイプにたどり着くのに5回ほど作り直しています。)
※その話はまた後日
合わせ技で使っているもの その2 - Habit Tracker -
やることボードは「毎日必ずやるもの」が出来ているかを見るためのですが、それとは別に「出来るようになりたいもの」をリスト化したのがHabit Trackerです。
出来るようになりたいものは本人達に考えされます。うちの子の場合「二度寝しない」とか「ピアノを毎日ひく」などといったものです。
まとめ
子どもたちと言えば、手帳しか開かない日が続くこともあれば、やることボードしか使わない日があったりと、本人たちのやる気によって活用するものはまちまちです。
でも、私が「あれ持った?」「あれ終わった?」ということは減りました。下の子は手帳もやることボードとたまにしか使わないので、毎日言うことはありますが、上の子に関しては、手帳とやることボードに任せています。
今まで1日のうちにガミガミと何度も言っていたような事を言わなくなったのは、私にとっても子供たちにとっても、プラスになってるとおもいます。