神奈川県の各高校の東大合格実績ランキングを見て思うこと

インターエデュさんが今年も東大合格者のランキングを作ってくれています。

その中から神奈川県の高校に絞ってピックアップしてみましょう。あくまでインターエデュさんが集計している人数でのランキングですのでご了承ください。()内は現役生の人数です。

１位　聖光学院高校　　　91(77)名　

２位　栄光学園高校　　　58(35)名

３位　横浜翠嵐高校　　　52(44)名

４位　浅野高校　　　　　35(28)名

５位　洗足学園高等学校　19(18)名

※湘南高校は未掲載(おそらく20名前後)

１位、２位、４位は私立男子校(神奈川御三家)、５位は私立女子校、すべて完全中高一貫校です。その中にあって、神奈川県立の横浜翠嵐高校が素晴らしい実績をあげています。

昨年もすごかったのですが、今年それを超える数字を出しました。最難関と言われる理科三類への合格も果たしています。高校、そして生徒さんたちの頑張りに拍手ですね。

そして、翠嵐、湘南はもちろん、県立柏陽高校も、昨年から人数を増やし6(4)名の東大合格者を出しています。これは公立中高一貫校の相模原中等教育学校を上回る数値です。

昔、『公立高校(３年生)から国公立大学進学が難しい理由』という記事を書きましたが、その時間的ハンデを乗り越えてのこの実績は、すごいとしか言いようがありません。

もちろん東大合格者が多ければ多いほどいい高校！というわけではありませんが、「中学受験しなくても、東大へ行ける」という事実は、多くの中学生にとっても嬉しい情報なのではないでしょうか。

どちらにせよ、この合格数の影に、一人ひとりの多大なる努力があることを忘れてはいけませんね。

受験生の皆さん、合格した子も、うまくはいかなかった子も、ひとまずお疲れ様です。みんなの人生はまだまだこれからの方がずっと長いはずだから、成功は自信に、うまくいかなかったことは糧にして、どうかこれからも素晴らしい成長を。藤沢の端っこで、密かに応援しております。

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勉強に果てはない。