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カラチ日本人学校

卒業式

2022.03.11 12:00

 今日も日中のカラチはいつも通り30℃を超え,校庭のブーゲンビリアは紅白の花をいつも通りに咲かせていました。

 そんな,いつも通りの毎日ですが,今日は特別な日。卒業式と離任式です。

 卒業式は,小学部,中学部の各1名が校長先生から卒業証書を受け取りました。校長先生からは、「優しいという字は,人偏をとると,憂うという字になります。真に優しい人とは,いろいろな面で優っているだけでなく,困っている人に寄り添える優しさのある人です。そんな人に2人はなれると思います。」というお話がされました。

 ご来賓の皆様のうち,3名の方からご祝辞をいただきました。2人の人柄に触れた内容や,激励の言葉など,心に染みるお話をいただき,卒業生は感慨深く聞き入っていました。

 在校生の送る言葉では,リーダーとして引っぱってくれた2人への感謝の気持ちが,1人1人の言葉で語られ、楽しく充実していた日々が思い起こされました。

 卒業生の別れの言葉では,KJSの思い出,支えてくださった皆様への感謝など,溢れる想いがこみあげ、涙が頬を伝いました。

 最後の校歌斉唱では,様々な思いを歌声に乗せて,ホールいっぱいに響かせました。

 小学部,中学部のリーダーとしてこの学校を引っぱってくれた2人は,新たなステージへと活躍の場を変えます。今日の誇らしい気持ちを大切に,さらに飛躍を遂げてほしいと願っています。