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息子の言葉

2011.11.18 14:59

バンドのメンバーと話をしてきました。

は?バンド?どうして??

と言った感じでしょうが、自転車にめぐり会うずーっと前に音楽と出合い、
ピアノから始まり、トランペット等、いろんな楽器に手を出して(下手の横好き)
結果、ドラムを細々と続けています。そしてバンドにも所属しております。

最近、「バンドを再開しよう!」っていう動きがあったんです。

正直、乗り気ではありませんでした。

家庭もあるし、仕事も忙しいし、自転車にはまっているし。

今日、ミーティングをするって言っても、バンド再開ありきのミーティングのような
気がして、イマイチ心は乗らない。

「ま、どーでもいいや。」

って感じで玄関まで歩いていたと思います。

そこで息子登場。

隆「おとーさん、いってらっしゃーい。」

自分「ん。いってくるね。」

ふと、問いかけました。

「なぁ。おとーさん、ドラムをまたやろうか迷ってるんだけどどうしようかな?」

正直、ろくな答えを期待してなかったし、何となく聞いた。そんな感じだったと
思います。そこで息子はこう言いました。

「やりなよ!ドラムやりなよ!」と、ノリノリで答えます。

ちょっと予想外のリアクションに驚きつつも、「どうして??」と聞きました。

おとーさんがドラムを叩いている所、見てみたいんだよ!


そっか。隆にドラムを一生懸命叩いている所って見せたことなかったよな。

息子、家族をライブに呼ぼう。自分がドラムを叩くところを見せよう。

無垢で、そして嬉しそうに答えるその姿を見て、心の中のもやが晴れたというか
今まで自分の中にあった迷いが一気に消え去りました。

「よしわかった。行ってくるね。」

「いってらっしゃーい」

メンバーとの話し合いもま無事終わり、ライブの日程が決まり、各々がそれに向
かって頑張ろうと言う事になりました。

自分で決めずに、人の意見にすがってしまったという気持ちもあるけれど、
結果的に、ドラムを再開、そしてライブと言う目標に向かって後押ししてくれた
隆には感謝しつつ、下手な姿は見せられないのでしっかり頑張ろうと思います。


Nikon D3 + Carl Zeiss Distagon 35mm F2 ZF

いっちょ、やりますか。