前を走る自転車の事故
今日の事ではないんだけれど、車検に出した朝の出来事。
本郷から会社への道。17号を走っていたのだけれど、突然右すれすれの所を
走っていった車があった。銀のプリウス。「うわっ!」って声を出した程だった。
「このやろー」
って思ったんだけれどまあ、こんな事はまれにある事です。睨みながら見て
いたら左のウインカーを出しっぱなし。この段階で「?」って思ったのでなんか
覚えていました。「左折したいのかな?」って思いながら見ているとまた同じ
感じで前を走る自転車の横へ。「あ。危ないぞ!」って思ったら接触した。
自転車はバランスを崩し転倒。ちょうど東大前だったので結構人が集まります。
で、ここでびっくり。車はそのまま走って行ってしまった。ひき逃げか?
周りにいた人が「銀のプリウスだ!」って言っていた。見ると前の信号で
信号待ちをしていました。
これは追うしかない。
と言う事で「よし。私が止めます」と言って猛然と追いかけました。
まあ、信号待ちなので簡単に追いつきます。窓をコンコン叩いて
「あなた、事故を起こしてますよ」
運転手は「え?」みたいな顔をしている。ふざけんな(←心の叫び)
「私もあなたの車が接触する所を見ているし、あそこに集まる人の
多くが『銀のプリウスだ』と言っています。とりあえず戻って対応されたほうが
いいと思いますよ」と言い、逃げたら嫌なので目の前でナンバープレートの写真を
撮りました。 そして事故現場に戻り被害者さんに来る旨を話しました。
自転車乗りさんは学生さんかな?かすり傷と上着が破れていました。
自分も仕事があったし、待合わせの時間が近かったので、名刺を渡して
「現場の状況は見ているし、不利な事になったらいつでも電話をしてください。
あなたに有利とか不利とかではなく、私が見た事を証言するから。」と言って
その場所を離れました。
その後、警察から電話があり、見た通りのことを話しました。そしてさらにその後
自転車乗りさんからもお礼の電話がありました。助かりましたとの事。
こういう時って自転車ってどうしても立場が弱くなるんだよね。よくわかります。
少しでも役に立てて嬉しかった。今日の事で自転車を乗らなくなるのだけはやめて欲しい。
逃げようとした車の運転手(本当に気が付かなかっただけ?) 、気づかなかったと言う
理由は通用しないぞ。第一あの自転車との距離はないだろう。相応の制裁を受けないとね。