【レビュー②】第42回直方谷尾美術館室内楽定期演奏会

　お客様の感想紹介の2回目です。

♪あまり耳慣れない作曲家や作品ばかりで、このコンサートで色々な曲に出会える喜びを感じています。やはりベートーヴェンの曲はすんなり入けるような気がしました（知らない曲だったのですが）。最後の（ドッツァウァの）6つの小品はとても心地よく聴けて好きになりました。

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♪前半の曲は、聴き馴染はないが、曲が始まると「あ、ハイドンだ。オッフェンバックだ。」と、どこかで聴いたことがある感じがして楽しめた。後半は知らない作曲家ばかり。帰って調べて聴き直そう。そんな楽しみが増えた。あと、ちょっとした選曲の経緯など一言解説があれば良かった。

♪以前から長谷川彰子さんの演奏に魅せられてきましたが、今回、ますます輝きを増した演奏ぶりに圧倒されました。とても素敵な時間をありがとうございました。

＜実行委員長より＞

　ありがとうございます。

　未知の曲に対して、このような前向きのお言葉は嬉しい限りです。

　長谷川さん独奏のリゲティに絶賛の声をたくさんいただきました。

　私は、ベートーヴェンの作品で長谷川さんが3番パート（＝バス）から合奏全体を推進していくのに惚れ惚れしたのです。

　やはり、チェロはこうでなくてはと。

　新日フィル首席でチェロ＆コントラバス・パートを牽引している研鑽成果ですね。

　この演奏会が、この共演が、若い3人の音楽家、それぞれのこれからの大きな糧となることを願っています。