春の小川
2022.03.12 21:02
ふるさとに似た場所へ
帰りたかった
夢だった終の住処が
いま 目の前に広がる
よこには小川が流れ
鳥が歌う
きょうもかわせみが
狩りをしている
アスファルトじゃない
土の道
見渡すだけでも
この土にどれだけの
何億の生き物が住む大地か
いのちを育む日本の原風景は
お百姓さんが手を入れ
生み出している
荒れた土地が広がる町へ行った
田も畑も山も荒野化し信号すぎればビルやマンションが急に姿をあらわし驚いた
農が自然ゆたかな土地をつくりだす
フードマイレージ5キロ以内
牛を飼い肥料がまかれ土が肥える
ヘビやかえるとかげにみみず
ちいさなちいさな生き物がいて潤うめぐみの大地がある
まいにち感動がわきあがる
ついこのあいだ
マイナスの氷が張る朝
おはようございます〜
夜明けとともに麦畑の畦をスコップで作り続け、顔は真っ赤で汗が吹き出している
おはようございますっ
すばらしい
ありがとう
ございます〜
とっさに口に出る
こっち側は水がこないから
麦と大豆で
田んぼじゃなくてすみません💦
あたしが田んぼ好きなの知ってるんだ
同年代のまだ若い農の職人さん
たまに20代10代が田んぼや畑してるの見かけると
泣きそうになる
ただただありがたい
さあこれから
麦の海が広がり、そのあと米の青々とした苗代がひろがり田おこしの季節までいっきに小さないのちがうわっと生まれますよ〜
よろしくたのみます〜