KD アーク レビュー 2022.03.14 05:49 今回のレビューは、 トランスフォーマー キングダム より、“KD EXー09 オートボット アーク” です。 初代オートボットが惑星サイバトロン脱出時に乗り込んだ、“宇宙船 アーク” が、ロボットモードへの変形ギミックを獲得し、2021年のタイタンクラスとしてキングダムにラインナップ。 日本ではタカラトミーモール限定での発売となりました。 いろいろまとめて注文していたものが軒並み延期になってしまったことでの巻き込まれもありましたが、ようやくうちにも来ましたよ、アークが。 ここ数年の恒例となっている年に一度のタイタンクラス。 ただ、日本でも当初は12月発売の予定だったのですが、2月に延期されたことで、日本目線だと2021年はタイタンクラスの発売はなかった・・ということになってしまうんですよね。 まぁ、年度で考えればオーケーか。 というか発売時期以前にモール限定となってしまったことが、トランスフォーマーの日本展開の衰退をまざまざと見せつけられているようでショックでした。 僕はトイ関連はほぼネットショップで購入しているのですが、たまに訪れる実店舗にあのでかい箱が鎮座している様子を見るのは楽しみだったんですけどね・・ あと、時節柄仕方ないとはいえ、数年間据え置きだったタイタンクラスの価格も一割強アップ。 しかも限定の定価販売だからかなり痛いという、ね。 僕自身は奇跡的なタイミングで誕生日クーポンが使えたので、出費は最小限に抑えらました。ラッキー。 しかしなんというか、現物どうこうの前段階でネガティブな印象がいくつか重なってしまったのですが、実際手許にその威容が届くとどうでもよくなっちゃいますね(笑)。 本当にチョロい・・ それでは、レビューしていきます。 箱のサイズは同じWFCトリロジーのタイタンクラスであるオメガスプリーム、スコルポノックと同じ。 レジェンズまでのものより二回りほど小さくなりましたが、キングダムボイジャークラスの箱と並べて見みると、やはり大きい。 中身はこんな感じ。 スペースシップモードで入っており、前後左右を箱組の段ボールで囲むことで固定されています。 紐などで直接固定されてはされていないかったので、取り出しは容易でした。 前の段ボールには船体左右に取り付けるパーツが収納されていました。こちらは例のプラ紐で固定。 ここのパーツですね。 オプションではなく、箱の幅に入りきらないから外されているだけです。 また、左右の薄い段ボールにはエフェクトパーツと説明書が、とくに固定されずにそのまま入っていました。 高額商品ほど梱包が雑なことでお馴染み(?)のトランスフォーマーです。 で、その説明書に、セロテープで小袋が貼り付けてあったのですが・・ こうなる(悲)。 いや、説明書じゃなく段ボールに貼っとけよ。 ちなみに中身は極小司令官。 またのちほど紹介します。 後ろの段ボールにはなにも入っていませんでした。 しかし、わざわざ左右の端のパーツを外してまで宇宙船の状態で入れるということは、ロボットモードだと入らないのかと思いきや・・ 入りました。 そのままだと前後の幅がオーバーしてしまうので、頭部に機首パーツを被せた状態にして、脚は外側に開き、膝も少し曲げなければなりませんが、見ての通りすっぽり。 段ボールも減らせます。 こっちのほうがエコですけどね。アークスペースシップモード まずは本体の姿であるこちらから。 惑星サイバトロンにおけるオートボットとディセプティコンの戦いは激化の一途を辿り、このままでは惑星内のエネルギーが枯渇し、星が滅んでしまうと考えたオートボットはエネルギーを求めて宇宙へと旅立つことを決意。 そのために乗り込んだ大型宇宙船がアークです。 しかし、追撃してきたディセプティコン部隊に乗り込まれ、船内で戦闘が発生。 その戦闘の最中、ある惑星の重力に囚われてしまい、アークとディセプティコンの宇宙戦、ネメシスはともにその惑星、地球に墜落、オートボット、ディセプティコン両軍全員が機能停止してしまいます。 それから400万年後、火山の噴火の影響でアークのメインコンピューター、テレトラン1が再起動。 さらに生命維持装置が作動しするのですが、どういうわけか最初に復活したのがスカイワープ。 彼によってメガトロン以下ディセプティコン軍団は全員復活。 外に出た彼らは地球に豊富なエネルギーがあることを知り、そのエネルギーを奪っての宇宙支配の野望を抱くことになります。 ただそこで、最初にして最大の失敗を犯すメガトロンさま。 まだ復活していないオートボットたちを葬ろうとするスタースクリームにエネルギーの無駄だ愚か者! と言って、オートボットをそのまま放置して去っていきます。 案の定、その後にオートボットも全員復活。 ここに、地球のエネルギー強奪を目論むディセプティコンとそれを阻止するオートボットとの戦いが幕を開けることになるのです。 アニメ第1作第1話の冒頭部分ですね。 ネトフリ版のアニメ、ウォーフォーサイバトロンでもほぼ同様の経緯でオートボット部隊はアークに乗り込み、宇宙に旅立ちます。 その後の展開は初代とは異なり、最終的にビーストウォーズとのリミックスみたいな感じになるのですが。 初代ではトランスフォーマーたちが復活後も岩山に刺さった状態のまま、オートボットの基地として機能することになります。 いや、掘り出せよ(笑)。 というかよくそれまで発見されなかったね。 ・・また長くなってしまいました。 とにかくアーク。そのデザインはやはりアニメ第1作に登場したものがベースになっています。 では、各部を見ていきましょう。 機首後方にあるメインブリッジ(?)のウインドウは透明のクリアパーツ。 中にはモニターっぽいものが見えていますね。 さらに前面のカバーパーツを展開すると、なんと内部にブリッジが再現されています。 まさしく劇中で見たようなアークのブリッジ。 このブリッジ部分、後述するメインフレームが変形したもの(というか背中のパネルパーツ)で、中央にはクリアパーツ製の天球議が配置され、その前方に操縦席などが3席、後方にオプティマスが座っていた艦長席、その左右に通信席が造形されています。 それぞれの座席には付属の極小オプティマスフィギュアを固定することが可能なダボ穴があります。 こうなると司令官以外のフィギュアも欲しいところですね。 後方のサブブリッジらしきものはウインドウ部分にも塗装がなく成型色のまま。 船体各所に多数装備している2連装砲塔は一見可動しそうですが、すべて固定。 このあたり、コストカットの影響がモロに出ている感じがして寂しいです。 後部左右に2基ずつ配置されているメインスラスター。 こちらはさすが目立つ部分でもありますし、かなり細かい造形になってます。内部もメタリックブルーの塗装が綺麗。 中心部分は5㎜穴になっており、付属のエフェクトパーツを取り付けることが可能です。 で、そのエフェクトパーツですが、SG ジェットファイヤーなどに付属したものの色違いです。 それはまぁいいとして、なんでスラスターは4基あるのに、エフェクトは2組しか付いてこないのか・・ 船体裏面。 若干見えてはいけない部分が見えてしまっていますが、こちら側にも砲塔があったり、表面同様細かいディティールもびっしりあって手抜きはありません。 前方1箇所、後方左右にそれぞれ1箇所あるランディングギアが展開、 着陸形態を再現可能です。 あーこの状態だとわかりやすいですが、船体後部の側面、思いっきり空間が空いてますよね。 これもどうにか蓋ができなかったものか・・ また、後部のスイッチを押すことで自動的に底面のハッチが開きます。 このシップモードにおける、唯一と言っても過言ではない、ギミックらしいギミック・・ 伸縮可動するシリンダーまで作られている手の込みよう。 ただし、内部には若干の空間があるだけで、エフェクトパーツの収納すらままなりません。 コアクラスのフィギュアくらいならなんとか収まるくらいかな。 ちなみに、コアクラスの司令官のビークルモードだと高さ制限に引っかかって出撃できません(悲)。ロボットモード 今回新たに設定されたロボットモード。 ネトフリ版の最終章、キングダムの終盤においてこの姿に変形しました。 全体のデザインはとくに過去のなんらかのキャラクターがモチーフになっていることはないようで、あくまでアークが変形したオリジナルデザイン。 しかし頭部(顔)はマーベルコミックに登場した “ラストオートボット” というキャラクターが元ネタらしいです。 脛の前面に大きなスラスター2つが縦に並ぶのが特徴的。 あとは、肩や腕にスペースシップモードの全体像を思わせる三角形のデザインが散りばめられているのも面白いですね。 なお、日本国内版として一部で紹介された画像ではカラーリングが海外版と異なっていたこともあり、日本独自仕様か? と期待もされたのですが、それは試作品の画像だったということで、実際のモノは海外版とまったく一緒でした。 でも、公式ページでもまだその “試作品” の画像載っけてるのどうなん? 背面。 目立つ背負いものもなく、非常にシンプルなデザインです。 変形自体非常にシンプルで、正直タイタンクラスとしては物足りない部分もあります。 そしてやはり感じるコストカットの影響・・ ガッツリ肉抜きされてるハンドパーツに、前腕や脛の裏側など。 膝上フレーム部分の外側とか、パーツ分割できないならせめてグレーで塗装してほしかったですね。 では、各部を見ていきます。 頭部のアップ。 目の上のグレーの部分が、太い眉毛みたいで凜々しい。なかなかのイケメンです。 目はオレンジのクリアパーツ製で集光ギミックがあり、大きさも相まって綺麗に光ってくれます。 なお、左肩に乗せているのが付属の極小司令官。 果たしてこれでスケール感が合っているのかは謎です。 ハンドパーツは親指と人指し指以下の4指(一体成型)が可動。 5指独立可動が可能だったLG メトロフレックスなどと較べると・・ 親指代わりとまっすぐな造形もあって握り拳にもできませんしねぇ。 手の平に5㎜穴とか、そういったものもないため、なにか武装的なものを持たせる場合は指の保持力だけで掴める程度のものに限られます。 なお、このアーク自体には手持ち武装の類いは一切付属しません。 前腕の裏側は、変形時にハンドパーツを展開することで連動してグレーのプレート状パーツが迫り出して蓋をする仕組みになっています。 つまり中身は空洞。 脛裏も、膝の可動に連動してプレートが動きます。 ちなみに、説明書の変形手順では、まず胸部に収納しているメインフレームを取り外すことになっているのですが、収納したままでも変形させることは可能です。 このまま胸部前面パーツを閉じることができます。 というか、シップモードで閉じていたので当たり前ですね。 なお、メインフレームを取り外した部分はかなり大きな空洞になっており、コアクラス一体くらいは楽に乗り込めます。 もちろんこの状態でも胸部前面パーツは閉じられます。 完全に乗って操縦するタイプの巨大ロボです。オプティマスプライムフィギュア センチュリオンドローンに付属したものの成型色違い(クリアオレンジ成型)を、赤く塗装したものですね。 相変わらずめちゃくちゃ小さいです。 造形そのものはなかなか細かいのですが、そのせっかくの造形が塗装でほぼ潰れてしまっています。 もうクリアオレンジ成型だけでよかったのに・・ センチュリオンドローンに付属のもの(成型色まま)と較べると一目瞭然。 なんとも残念な感じになってしまっています。 あと、とくに収納できる場所もないので、紛失には十分気をつけましょう。メインフレーム 今回新たに設定された、アークのコアユニット(?)を構成するキャラクター。 ネトフリ版キングダムでも未登場の、トイオリジナルキャラクターになりますが、その元ネタはアクションマスターに登場した同名のキャラクター。 アクションマスターというのは海外のみで展開したトランスフォーマーのシリーズですが、トランスフォーマーといいながらメインのキャラクターたちは変形しないアクションフィギュアになっており、その代わりに武器等に変形するパートナーが付属していたそうです。 すみません。僕は現物をまったく知らないので、ウィキ等で調べた内容を書いています。 そんなアクションマスターで新キャラクターの1人として登場した、“オートボット システム分析員 メインフレーム” が、今回のメインフレームの元ネタになっています。 こちらはアークから取り出した状態。 ただの収納形態ですね。ロボットモード カラーリングこそ異なるものの、ロボットモードのデザインは元ネタにかなり似ているようです。 手脚が四角いいわゆる箱ロボ体型ですが、蛇腹状のデザインをした太腿など、トランスフォーマーとしてはわりと珍しいデザインかも。 サイズはボイジャークラス相当になります。 背面。 アークに収納した状態の、ブリッジ部分をそのまま背負っている格好になります。 マントみたいと言えなくもないけど・・ 脛裏のがっつり肉抜きも含め、わりとおざなりな感は否めません。 頭部アップ。 バイザータイプの顔はなんとなく少年っぽさもあって可愛い。 こちらもアーク同様の集光ギミックで綺麗に光ります。 なお、元ネタのアクションマスターでは相方として銃に変形するプッシュボタンというキャラクターが付属していましたが、今回はなし。 そもそもアーク同様、武装オプションの類いは一切付属しません。ディスプレイモード アーク・・ひいてはオートボット基地のメインコンピューターであるテレトラン1に変形。 基地に変形するTFトイは数あれどその一部であるコンピューターに変形するとは・・というかこれ、ほぼ壁ですよ(笑)。 各ディスプレイには白黒ではありますがアークや地球の世界地図などがプリントされており、その他のディティールも精密でイメージのなかのテレトラン1そのもの。 細かいスイッチ類などに色を足してやればさらに雰囲気が増すでしょうね。 ただ裏側は・・見てはいけない(笑)。 なんだろう? 張りぼての舞台セットの裏側みたいな。 変形パターンもおおよそバレますね。 メインフレームが空気椅子で頑張ってる感じが面白い。 各種付属品もこの裏側に固定されています。ゴールデンディスク 初代メガトロンが自分たちの敗北を悟り、未来のディセプティコンへ向けたメッセージを残したディスクで、ビーストウォーズメタルスにおける重要アイテムでした。 初代 2枚付属し、こちらの面はどちらも同じですが、引っ繰り返すと、 左は現存するボイジャー探査機に積まれていたゴールデンディスクで、右がエイリアンが作ったとされるもう1枚のゴールデンディスク。 どういう向きで見るのが正しいのかよくわかりません・・ メインフレームには2枚重ねて収納するかたちになります。 とりあえずダイノボットに持たせてみる。 ビーストウォーズのストーリーもあんまりはっきり覚えてないなぁ。 とりあえず彼がこのディスクを手に入れた場面はなんとなく覚えてるけど・・ なお、しっかり持てるわけではないので、この画像撮るのにかなり苦労しました。スキャニングポッド 初代アニメ第1話、生命維持装置の機能回復に伴い射出され、地球上の乗り物をスキャン、そのデータをテレトラン1に送ることでトランスフォーマーたちにそれらの乗り物に変形できる能力を与えて復活させた立役者(?)。 ある意味シリーズ再重要のアイテムですね。 メインフレームには左右のウイングを閉じた状態で収納されています。 裏面に収納の際にも使用する5㎜穴があるので、5㎜軸のスタンドを使えば浮かせて飾ることもできます。天球儀 ・・でいいのかな? クリアイエロー製のかなり小さな球体パーツです。 アークのブリッジの中央部にあったあれですね。 これも取り外すことが可能になっています・・が、単体ではとくに用途はないですね。 取り付けは3㎜軸です。比較画像 同じWFCトリロジー、オートボット側のタイタンクラスということでSG オメガスプリームと。ロボットモードで。 羽のぶん全高はオメガスプリ-ムのほうが高いですが、頭頂高はだいたい同じくらい。 撮影ブース内がいっぱいいっぱいです。 それぞれの足許にはオメガに付属のマイクロマスター、カウントダウンとコアクラスのオプティマスを置いてみました。 オメガを基地モードに、アークをスペースシップモードにして。 うん。宇宙を感じる。 サイズ感はよくわかりませんね。 たぶん、本当ならアークはもっとでかいんだろうな。 オメガのほう、ロケットとタンクのみにして並べて見ました。 仮にこれらが同一スケールだとしたら、タンクがめちゃくちゃでかいことになります。 SG オメガスプリーム レビュー シージではディセプティコン勢で宇宙船に変形するキャラが多かったので、代表してショックウェーブ、そしてリフレクターのスペースシップモードと。 宇宙船としてのデザインだけを見ると、けっこういいサイズ感のような気がします。 それにしても、あんまりトランスフォーマーらしくない画だなぁ。 単純なサイズ感比較という意味で、ボイジャークラスのER オプティマス、それにKD コアクラス オプティマスと。ロボットモードで。 さすがにでかいよ、アーク。 高さはボイジャーオプ3体分ほど。コアクラスなら6体分。 ロボットモードについては基本的に大きさの概念がない世界なので、どちらのオプと並んでもとくに違和感はないかな。 変形させて。 さすがにこちらだとスケールのバラツキが気にはなりますね。 メインフレームのロボットモードとER オプティマスで。 先にも言ったようにメインフレームはボイジャー相当。 わりと可愛らしいデザインもあって、単体で見るともっと小さく思えるんですけど、案外大きいです。 最後にアークとメインフレーム。ロボットモードで。 ある程度現実的な巨大ロボットとパイロットの少年みたいなサイズ感。以下、画像 まずアーク。 非常にシンプルなデザインのロボットモードなので、可動もとくにクセがなくシンプル。 これがリーダーやボイジャークラスサイズだとしたら物足りないというか、ちょっとぎこちないかな? とは思うのですが、タイタンクラスなので十分というところです。 ただ頭部ですね。首と一体化していて左右回転しかできないので、せめて首と頭とで分割されていて、頭が上下に動いてくれればよかったかな、と思います。 なお、タイタンクラスではいつものことですが、ほぼすべての可動部にクリック機構が仕込まれています。 とくに腕と脚の付け根、そして腰はかなり固めになっており、動かすたびにバキバキバキッ!と豪快な音が。 毎回、タイタンクラスを初めて動かすときはヒヤヒヤします。 なるべく動かす位置に近い部分を持って慎重に動かすのがよいですね。 まぁ、滅多なことでは折れたりはしないと思いますけど。 WFCトリロジーの基本可動である足首の内側へのスイングも一応可能ですが、かなり範囲が狭いです。 自立は問題ないですが、接地性はイマイチ。 変形都合もあって膝はかなり深く曲げることができるので、立て膝も綺麗に決まります。 食らえっ! レッグバスター!(?) 唯一エフェクトパーツを取り付けられる脛前面のスラスター。 これはこれで砲撃っぽい感じもありますね。 しかし本当 、なんで付属のエフェクトは2組しかないのか・・ パッケージアートのイメージでコアクラスメガトロンを捕獲。 ばっちり手に収まります。 手持ち武器が一切ないので、ショックウェーブのガンモード(ではない)と、ファストトラックが変形したタイラントスピアを持たせて。 とくに固定はできませんが、指の保持力だけでとりあえず持つことは可能です。 やっぱりタイタンクラスにも専用の手持ち武器付けてほしいですよね。 でも、思えばレジェンズ フォートレスマキシマスの時点でもう銃が付かなかったんだよなぁ・・ 続いてメインフレーム。ロボットモードで。 こちらも可動は至ってシンプルですが、足首のスイング幅が広いので大股開きでもしっかり自立できます。 背中のパネル少々邪魔になりますが、立て膝もなんとか可能。 アーク同様手持ち武器がなにもないので、シージのバトルマスターなどを装備して。 まず近接装備。 背中のパネルの天球儀を外せば3㎜穴が空くので、スタンドの使用も可能です。 続いて射撃装備で。 前腕のパネルパーツにも5㎜穴があるので、そちらにも装備。 アークもですがメインフレームにももっと5㎜穴があれがよかったのに。 テレトラン1モードで、いくつかシチュエーション再現。 まずやらないわけにはいかない、トランスフォーマーたちの復活シーン。 実際はスキャニングポッドは外に出ていて、そのデータを受け取った内部の照射装置(?)から放たれた光を浴びることでトランスフォーマーたちは復活していました。 一番最初にスカイワープが復活したのはただの偶然なんですかね。 テレトラン1にはオートボットとディセプティコンの区別は付かなかったのだろうか? 復活後、すぐにリーダーのメガトロンを復活させる忠臣、スカイワープ。 メ「よくやったスカイワープ。仲間を全員甦らせるんだ。 と言って、自らも半ばスクラップと化している部下たちを運んでいくメガトロンさま。 しかしそのままオートボットは放置していく。 詰めが甘い・・オ「アークの航宙機能を回復するにはどうしたら・・ホ「我が輩に任せておきたまえ。そのための新たな発明を・・ジ「とりあえずこの岩山から全体を掘り出すのが先決じゃないですかね? オートボット基地の一コマ。 まぁまぁいいサイズ感なんではないですかね。サ「コンドル、テレトラン1から情報を盗み出すんだ」 なんの疑いもなく落ちていたレコーダーを拾い、基地内に適当に置いていくスパイク少年。 おかげでまんまと潜入に成功した音波さんでした。 実際に劇中で情報を盗んだのはジャガー(ラヴィッジ)でしたが。 オートボット基地を前にして。 コアクラスと遠近法を使えばなんとなくそれっぽい画が撮れる。 だから、もっとオートボットのコアクラスください。メ「鉄人! あいつをやっつけるんだ!ア「チガウヨ・・ 以上、、“KD アーク” でした。 WFCトリロジータイタンクラスのトリを飾ったのが、まさかのアーク。 すでにヘッドマスター(リバース)までの登場した基地系トランスフォーマーがおおよそりめいくされたところで、果たしてキングダムではなにを投入してくるかと思ったものでしたが、なるほどこう来たか、という感じです。 トランスフォーマーの始まりに欠かせない要素ですし、それがこうして新解釈でもってロボットモードへの変形機能を追加され、立体化されたことは素晴らしい。 是非この勢いでネメシスも・・というところでもあります。 内蔵されたメインフレームも、キャラクターそのものの出自についてはよくわかりませんが、テレトラン1に変形するというアイデアは秀逸。 武装類こそ一切ありませんが、スキャニングポッドやゴールデンディスクといったシチュエーション再現が捗る小物の付属も嬉しかったですね。 ただ・・タイタンクラスとしてはやはりギミックが物足りない。 宇宙戦アークはその後そのままオートボットの基地になるわけですから、第3の形態として基地モードへの変形は組み込んでほしかった。 正直この構成ならリーダークラスサイズでも十分再現できるくらいのものですからねぇ。 そして至るところに見受けられるコストカットの影響。 すべて固定、塗装再現の2連装砲塔。船体側面の大きな空洞。そして2組しか付かないエフェクトパーツ・・ しかも値上げしてそれ、だからね。 ウエポナイザーやモジュレーター、過去の基地系アイテムとの連動もとくに考慮されていないし。 そのアイデア、デザイン、圧倒的な存在感は文句なしなんですが、プレイバリューは過去のタイタンクラスと比較して一段低いと言わざるをえません。 もちろん、買って後悔はないです。 メインフレームが、ロボットモードも意外と可愛くて気に入ってしまいましたし、やはりテレトラン1は今後いろいろと活躍の場がありそう。 アークもなぁ、シップモードでスケール無視してコアクラスを乗せられる操縦席があったりすればまだ・・ なんというか、いろいろと悪循環になっている気がする。 2022年(日本では23ねんになりそうだけど)のタイタンクラスはどうなるのかなぁ? コアクラスが増えてるし、絡めて遊べる内容だったらいいなぁ。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。