CINCA-BLOG

おうち時間の楽しみ方

2022.03.14 13:07

皆さんこんにちは

営業チームの森下です。


まん延防止法も3月21日を目処に全面解除が

検討されているということもあり、

徐々に今までの日常の生活が戻ってくるでしょうか。

とはいえ引き続き、密になる環境を避けたり手洗いマスクの徹底、免疫力の強化に努めていくのが望ましいですね!


さてそんな長引くコロナ禍、皆さんはおうち時間をどのように過ごしてますか?


僕は宅建試験が落ち着いてからは、それまで

長らく自粛していた小説を解禁しました!


毎日の生活の中だけでは味わえない体験や感情に浸り、疲れて乾いてしまった心を元気にできたり潤せたりと、小説は心に新しいエネルギーをチャージできるとても良いサプリメントですね!


最近買った本で面白かったのは

「護られなかった者たちへ」

去年映画化されたのは知ってましたが、単なるミステリー系だと思ってスルーしていたのが大間違い、まさに涙なしでは読みきれない哀しくやるせない物語でした。

護ってくれた人を護りたかっただけ。

こんな飽食の時代になぜ餓死せざるを得ないほど追い込まれてしまうのか。生きるとは、社会福祉とは何か、これが今の日本の現状か、難しい問題にとても深く重く考えさせられます。

映画の上映期間が終わっており、映像で見れなかったのが本当に悔やまれます。


そして久々に浅田次郎さんの文庫本も買いました。

「おもかげ」

まだ読んでないですが楽しみです!


浅田さんは実は僕が一番好きな作家さんで、

"平成の泣かせ屋"の異名の通り、義理人情系で涙腺を崩壊させる天才です。

初めて知ったのは僕が高校生の時。

当時「鉄道員(ぽっぽや)」という浅田さん原作の小説が映画化され話題になっており、内容もさることながら高倉健さんの他、初めてかつ生涯で唯一志村けんさんが映画出演したことも話題となっていました。


本屋で分厚い単行本を買って読んでみて衝撃だったのは、鉄道員は一冊の長編小説なのではなく、浅田さんのいくつかの短編小説が収録された中の一話だったということ。この一話だけでニ時間近い映画に仕上がるということは、それだけ人々の心を打ち、世に必要とされたということなので本当に凄いことです。


その翌年発売された「天国までの百マイル」は、高校時代に読んだ時から今でも心に残っていて、高校生ながら小説で泣き、小説が好きになるきっかけを与えてくれました。


いろいろ小説についてお話ししましたが、

しかし、、、、

本当に買いたかったのは実はこの本!

宅建試験も終わり次は簿記かなと去年末に意気込んで買ったまではよかったのですが、小説の面白さに気を取られ、こちらは全然進まないまま早くも3ヶ月が過ぎてしまいました(^◇^;)

趣味に、勉強に、興味ある分野に、チャレンジングにおうち時間を有意義に過ごしていきましょう!