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Oimachi Act./おい街アクト

サブ・カルチャーの枝分かれ!!角刈り化か?ロングヘアー派か?

2022.03.15 03:00

ビートルズの「抱きしめたい」「キャント・バイ・ミー・ラヴ」「ツイス・アンド・シャウト」「プリーズ・プリーズ・ミー」がラジオから流れてきたのは、1964年の春だった。

 

前の年、1963年。ラジオから流れてくるヒット曲は映画「エデンの東」のテーマ、映画「北京の55日」のテーマ曲、映画「第三の男」のテーマ曲。と、映画音楽がヒットチャートをにぎわしていた。

 

ここに64年の春。いきなりビートルズが旋風を吹き起こした。

 

プロレスが人気で、テレビを観戦していた老人2人がショック死で倒れたのが1962年。ブラッシーが嚙みついて、日本選手の額から鮮血が…。

まだプロレスがショーなんて信じない日本人が多い時代だ。

 

テレビのお笑い番組はトニー谷の"アベック歌合戦"が。「あんたのおなまえは何ァンてェの?」。レコード化にまでなった。1964年。

 

歌謡曲では西郷輝彦の「君だけを」「十七歳のこの胸に」。都はるみの「アンコ椿は恋の花」が新人賞(レコード大賞)。これも1964年。

 

吉本興業では1964年に、坂田利夫、西川きよし、らが入団。

 

邦画は鶴田浩二に高倉健、池部良、花蒔純子らが、「網走番外地シリーズ」「兄弟仁義シリーズ」「緋牡丹博徒シリーズ」「日本女侠伝シリーズ」「極道シリーズ」を。東映の大全盛時代真っ盛り。

 

さあ、ビートルズを聞くか?

まだまだスティーブ・マックィーンらのアメリ男優が、カッコいいと思うか?

 

やはりプロレスは外せないか?

 

日本でも若手の歌謡曲歌手が登場したので、そちらを好きになるか?

 

いや、バカらしいが、吉本興業が一番か?

 

はたまたヤクザにあこがれて、不良番長を気取った方がカッコいいか?

 

1964年は、様々な選択を若者がする時代の曲がり角でもあったのだ。

 

音楽?役者?プロレスラー?お笑い芸人?いや、ヤクザ?

 

中三の頃にはクラスで色分けが激しく行われた。

 

高倉健にあこがれる男子。音楽、洋楽に走って明るい人生を選ぼうとする男の子。

 

つまりプロレスやヤクザ映画に走る角刈り派と、ロングヘアーで新しいニッポンを目指すニュー・カルチャー派とに枝分かれが始まったのだ。

大きく分けたらこの2ツ。

 

高倉健とジョン・レノンのどちらがカッコいい?かという選択でもある。

 

僕はジョン・レノンだった。

 

その頃の放送部が昼食時間にビートルズのレコードをかけ始めた!

 

では今日はビートルズで「恋する2人」。リード・ヴォーカルはジョン・レノンだ。