「宇田川源流」 ウクライナばかりに目を向けているが本当に危ないのは日本ということを認識せよ
「宇田川源流」 ウクライナばかりに目を向けているが本当に危ないのは日本ということを認識せよ
ウクライナ戦争がかなり大きくなってきている。ウクライナ戦争に関しては、政治や軍隊の話は、有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」(https://www.mag2.com/m/0001647155)で現在研究しており、また、今回の戦争に至る私が取材した裏側に関しては3月からオンラインサロン「陰謀渦巻く世界情勢の中であなたが生き残る方法」(https://salon.dmm.com/979/posts)でしっかりと行いたいと思っている。現在オンラインサロンでは、ウクライナの国軍の戦力や、そこに入っている外国の民間軍事会社の戦力などを分析し、またロシアウgんの軍事力と補給路線に関して、現地の取材結果を見ながらその内容を見ている。
もちろん、ミサイルなどによって空中戦になれば、ロシアが有利になる。ミサイルの保有数などは、ロシアの方が圧倒的に多数であり、またロシアが今回入れている主力戦車などに関しては、少し前の90年代の主力戦車などを使っていることを考えれば、ウクライナはかなり不利な状況になるであろう。しかし、逆にそのような内容で入ってしまうと、戦死者は増えてしまうということになり、ロシアの国内の政情不安や反戦機運が高まるのではないかと考えられる。そのような政治的なことも考えなければならないのではないか。
さて、これは、どこでも書いているのであるが、実はロシアが最も恐れているのは「日本」である。ロシアは歴史的に有色人種に戦争に負けたのは、基本的には日本だけである。特に、イギリスと同盟を組み、そのうえで挟まれた形になると、ロシアとしては戦争を維持できなくなる。基本的に、現在のロシア軍の総数は空軍や海軍を含めて90万人、そのうち20万人を投入し、今から6万人を追加投入しようとしているのである。全軍の4分の1以上をウクライナに投入してしまっている。そのうえで、全く反対側お極東シベリアで戦端を開くことは、自殺行為に等しい。
では、園「歴史上唯一負けた日本に対して」ロシアは何を考えているのであろうか。
【独自】ロシアが北に技術供与 北ミサイルは新型ICBM
アメリカは、2月と3月に北朝鮮が発射した2発のミサイルが、新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)だったことが確認されたと明らかにした。
ホワイトハウス高官によると、ICBMだったと確認されたのは、2月27日と3月5日に北朝鮮が発射したミサイルで、新しいシステムが使われていたという。
アメリカ政府は、北朝鮮が深刻なエスカレーションをしていると強く非難し、日本時間の11日夜にも北朝鮮がミサイル開発に必要な技術にアクセスできないようにする新たな制裁を発表する予定。
政府関係者によると、制裁の対象の中に、ロシア企業3社とロシア国籍の2人が入っているという。
2022年3月11日 6時10分 FNNプライムオンライン
https://news.livedoor.com/article/detail/21811446/
ロシア海軍10隻、津軽海峡通過 ウクライナ侵攻と呼応か―防衛省
防衛省は11日、ロシア海軍の軍艦10隻が津軽海峡を通過したと発表した。同海軍は2月にウクライナ周辺の自軍と呼応する形で、極東地域で大規模な海上演習を実施。10隻はこの参加艦艇とみられ、岸信夫防衛相は同日の記者会見で「ウクライナへの侵攻が行われる中、わが国周辺でロシア軍の活動が活発化するのは懸念すべきものだ。緊張感を持ち警戒監視に当たる」と話した。外交ルートで関心を表明したという。
北方領土でミサイル演習
防衛省によると、10日午前2時ごろ、北海道襟裳岬の東北東約180キロの太平洋上を進むロシア海軍のウダロイI級駆逐艦など10隻を海上自衛隊の哨戒機が発見。10隻は10日夜から11日未明にかけ津軽海峡を通過し、日本海に向かった。領海侵入はなかったという。
2022年03月11日12時17分時事ドットコムニュース
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031100643&g=pol
【速報】北方領土でミサイル発射演習 ロシア発表
インタファックス通信によると、ロシアが10日、北方領土と千島列島をさす「クリル諸島」で、地対空ミサイルの発射演習を行ったと発表した。
ウクライナ侵攻をめぐり、制裁に加わった日本をけん制する狙いもあるとみられている。
2022年3月11日 金曜 午前11:19 FNN
https://www.fnn.jp/articles/CX/329771
極東においてロシアが考えなければならないことは「防衛」である。一つは日本がウクライナを擁護して対ロシア戦争に参戦するということ、そして、アメリカがそこに参戦するという場合がある。当然に、日本やアメリカが攻めるということになれば、海軍による戦闘ということになる。つまり、海軍力を高めておけばよいということになる。もうひとつ「防衛」ということになれば、何もロシアが単独で戦争を背負い込む必要はない。つまり、北朝鮮や中国が代わりに防衛してもらう、または、アメリカやイギリスなどの目を引き付けるために、他で(極東で)戦争を行ってもらうということが考えられるのである。
まあ、あえて一言だけ言っておくが「日本は憲法9条があるから戦争に巻き込まれない」などというようなことは、ロシアにも北朝鮮にも中国にも通用しない。日本人の欺瞞から出てきている言葉でしかないことは間違いがないことではないか。
さて、ロシアは当然に「自国の防衛」という観点から、さすがに東西の良橋で戦争を起こすことはしたくない。そのことから、海軍力とミサイルによる防衛を画策している。当然にその「防衛」の中には、「敵基地攻撃による敵攻撃根拠地の破壊」ということがあり、日本の自衛隊やアメリカの基地だけではなく「恐れている」という日本の全ての国民に対して戦争行為をするということになる。
このようなことから上記の記事にあるように、北方領土国後島や択捉島、またはロシアのウラジオストクを中心にした海軍、そして同盟国の北朝鮮を含めた「軍事訓練」を行っている。昨年12月には、ロシア海軍は、中国海軍と合同で日本を一周しておうぃ、また偵察機を複数日本上空に飛ばして、日本の軍備や日本における戦争の準備を見ている。また、日本の政治状況や日本の国民世論を見ながら、軍事的な圧力をかけているということになる。
さて、プーチン大統領に対して、日本では「親日家」と思っている人が少なくない。しかし、実際は「親日家」かどうかは不明で、言えることは「知日家」であるということでしかない。ある意味で「日本をどのようにすれば自分たちのいうことを利かせることができるか」または「日露戦争での敗北のような配線にならないためにはどうしたらよいのか」ということをかなり真剣に研修し、そのうえで、日本人の国民性などを利用するという、情報部員が国家を交錯するときに最低限必要な日本国の情報を得ているということに他ならないのである。
さて、そのように考えた場合、ウクライナの戦争を、他のことは全く考えずに止めさせるおは、日本がアメリカと共に参戦するとして、シベリアに戦争を仕掛けることであろう。ウクライナで戦争などはやっていられなくなる。しかし、日本はそのようなことはしない国なのである。そのことをしっかりとわかったうえで、北朝鮮などを使って日本に威圧をかけている。それがロシアの戦略なのである。
逆に言えば、ウクライナの侵攻結果次第では、そのまま日本に戦争を仕掛けることもあるということになる。では今の日本人はそれに備えているのか。非常に危機感を持っている。