「宇田川源流」【現代陰謀説】 ウクライナ戦争におけるチェルノブイリでもわかる原子力発電所防衛の重要性
「宇田川源流」【現代陰謀説】 ウクライナ戦争におけるチェルノブイリでもわかる原子力発電所防衛の重要性
金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現代に潜む陰謀、またはこれから陰謀として動き出しそうな内容をここに紹介し、そのうえで、現代日本のネット上にある「ニュース」を解析することによって、その陰謀を事前に考えるということを見てゆくということになっている。
あえて言っておくと、ここに本物の陰謀を書いているわけではない。あくまでも、ニュースそのものから読み取れる内容で、陰謀となりうるもの、これから工作をされて困るような内容に物を記載し、その内容を書てゆくということになっている。つまり「実際のニュースを使った陰謀解析の練習」と思てくれれば有難いのであり、実際には、そのようなニュースそのもの以上に、報道されていない奥の深いものが存在するということになる。また、本来であれば「このようなことは外国に知られたら困るから報道はしない」というようなことを考えるような内容のニュースも多数存在している。
このように考えれば、日本の報道機関は平和ボケしてしまっており、自分の報道したニュースが様々な意味で「あまり良くない心を持つ人」がその報道を悪用するというようなことは全く考えていない。その為に、陰謀ではないが、例えば犯罪報道をもとに模倣犯や愉快犯が出てきてしまうというのは、ある意味で報道機関の「罪」であり、そのことを全く印指揮していない時点で、報道機関としてどうなのかということを考えてしまう。政治の世界だけではなく、犯罪などの社会部の報道であっても「平和ボケ」というか「言論の無責任」を発揮してしまっている場合が少なくないのである。
さて、本日は原子力発電所に関してである。
日本の報道の素晴らしい所は、日本の言論によって「そこに燃料棒がある状態で、原子力発電所の稼働を止めている」ということになる。つまり「核分裂が抑制されている燃料棒が多数、日本には存在している」ということになっている。そのうえ、それを利用することなく、石油や石炭の火力発電に頼らざるを得なくなってしまい、現在のように燃料が高騰すると、日本はインフラそのものがおかしくなってしまう。
マスコミが必死に「再生可能エネルギー」などといっているが、ではそれで日本のエネルギーが間に合うのであろうか。水害で山が崩れてしまいおかしくなったりはしていないのであろうか。そのようなことを考えると、原子力発電所の反対を進めていたマスコミは、現在のエネルギー高騰をどのように考えているのか、何らかの責任は感じているのであろうか。
福井知事、原発攻撃への対策要請=岸防衛相「不断に検討」
福井県の杉本達治知事は8日、岸信夫防衛相、山口壮原子力防災担当相、木原誠二官房副長官とそれぞれ東京都内で会談し、原発への攻撃に備えた対策を要請した。ロシア軍がウクライナ南東部のザポロジエ原発を攻撃したことを踏まえたものだ。
防衛相との会談で、杉本知事は「福井県は全国最多の15基の原発が立地しており、住民は今回の武力攻撃に対して不安を抱いている」と指摘。自衛隊による迎撃態勢に万全を期すよう求めた。これに対し、岸防衛相は「不断に検討していく」と応じた。 【時事通信社】
2022年03月08日 20時15分 時事通信
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-1511025/
さて、ウクライナの戦争において、3月の初旬に「チェルノブイリ原発のロシア軍による占領」ということが報道されている。日本の報道ということになると、「チェルノブイリを占領することで、ウクライナに威圧を与えている」などというような解説をしていたが、そのようなことのためだけに、わざわざ軍隊を一部隊チェルノブイリに張り付けておくようなことはするはずがない。そのように考えれば、チェルノブイリ原発占領は他の目的があるということになる。
ではその他の目的とは何か。実際には、「チェルノブイリ原発における原子力発電所の事故制御のノウハウ」と「使用済み核燃料」というものが欲しいのである。そのことはすぐに実証され、「チェルノブイリ原発従業員の拘束」と「一時電源が落ちて、その後一時的に放射線量が上がり、そしてその後復旧」ということである。従業員の拘束が、ノウハウということになり、そして放射線量が一度上がったことは、燃料棒を積みだしたことを意味している。
その後に、プーチン大統領は突然に「核兵器の使用を示唆する」ということを主張し、世界を震撼させた。しかしよく考えてもらいたい。核燃料などはウランを産出できる鉱山がない限りにおいて、孫なの簡単に手に入るものではない。そのように考えた場合、「核兵器にしよできる核燃料の次の補給がある」という状況がなければ核兵器使用を示唆できないということになる。ではその次の補給とは何か。それがチェルノブイリ原発の使用済み核燃料ということになる。そしてそのことを隠すためにほかの原子力発電所も推そうということになるのだる。
そもそも日本人は、解説の時点で「ウクライナ国民に対する威圧」ということしか言わない。つまりは、核燃料を搬出して、兵器として使うというような発想そのものがないのである。単純に原子力と戦争という二つの項目について議論することすらタブー視してしまった問題なのである。
さて、当然にそのような「平和ボケ」をしてしまっては、日本の原子力発電所がどうなるかということは全く考えていない。なぜ日本の原子力発電所には原子力燃料棒があるのに対テロ対策もしていないのであろうか。もちろん、軍隊が攻めてくるというような話はなくても、テロリストが来て悪用するということは考えられる。また、そのような陰謀を行うものは、警備の薄い簡単な所を選ぶ。まさに、それが日本なのである。
テロリストを呼び込むような状況を作り、なおかつウクライナの戦争で、原子力発電所を占領したロシアの真の目的を読み間違ている日本。本当にだいっ丈夫なのであろうか。