謎多き女神『瀬織津姫』<関西巡礼旅プロローグ>
こんばんは、ヒーラーの熊木幸奈です。
私は勝手に『龗(オカミ)さん』という名前、役職?!のような感覚をいただいてから
今まで気にしていなかった感覚(感性)が開いた氣がしました。
瞑想中に降りてきた「龗」というワードでした。
龗(オカミ)とは、水を司る神様、つまり龍神の古語だそうで、
この名前は恐れ多くて、私なんかが使ってはいけない言葉だと思っていたのですが、
ある人に尋ねるとありだという解答だったので、使う事が許されたのでした。
そのため、今年中にはある程度、氣になった神社へ参拝に行かなければという思いが強くなりました。
ちなみに元々、龍系にはご縁があり、夫も龍玄だし、私の別の活動名に「たつき」という名前も頂いていたのです。
「たつき」は平仮名なのですが、勝手に「龍氣」だと感じていて^^
さて、瀬織津姫(セオリツヒメ)と言えば、
ここ最近、5〜6年前くらいからでしょうか。時々、耳にするようになりました。
ただ、全くご存じない方もおられるかもしれないので、少しお伝えすると、、、
謎の女神、封印された女神と言われたりしています。
それは、古事記や日本書紀に一切登場しないのに、
大祓祝詞のみに登場する謎多き女神だからです。
瀬織津姫という名前から、さんずいがあって、水に関する神様という連想はされやすいのですが、
大祓祝詞の中に出てくる祓戸四柱大神の最初に出てくるのです。
速󠄁川(はやかは)の瀨に坐(ま)す 瀨織津比賣と云ふ神、、、
ツミケガレを祓う水を司る神様という事なんですね。
水の神様って、ものすごく重要なはずなのに、
なぜ、主要な神様として記紀に登場しないのでしょうか??
その一説には、古事記編纂の時に、時の権力者が国を統一するのに都合がいい最高神を造る必要があり、天照大御神を最高神としているのに、他に位の高い神様がいるのは都合が悪いというので、消されたのではないか、という説があるのだそう。
ただそれは、持統天皇の頃でこの一人の女性天皇のエゴによって今の今まで隠されていたのは、ちょっと考えにくいのでは??という話もあり、、、。
また、一般的には偽書と言われているようですが『ホツマツタヱ』という神代文字の文献にも
瀬織津姫の名が登場するのだそう。
その文献には天照大神は女神ではなく、男神で登場し、
その代表的な妃が瀬織津姫だったと記載されているそうで、
伊勢内宮神前祝詞の中にも、それらしきことが書かれている感じです。
さて、私はちょうど龗さんというのを使わせていただいたタイミングで、
こちらの女神の名前が度々浮かぶようになってきたので、
直接、お祀りされているという神社に参拝させていただくことで何か感じることがあるかもしれないという想いが強くなったのでした。
そして、祓戸大神の祝詞を唱えていると、
瀬織津姫は、
滝(瀧)や川を司る水神であり、
人々のツミケガレを洗い流す祓戸大神であり、
龍神だということにつながります。
龗=龍神だから、
イコール、瀬織津姫という感覚とも繋がりました。
だから、知らないで使うのはダメよ、ちゃんと認識する必要があるよ、思い出して!って事で、
度々あらわれていたんだと思ったのでした。
また、私自身の扱っているヒーリングの種類がどちらかというとお祓い系なのです。
だからなのね、と再認識させられたのでした。
話は脱線しましたが、
調べると驚くことに、瀬織津姫を別名の神様として置き換えられていたり、存在そのものも消されたりと、本来の力を奪い厳重に封印されているようにも感じてきたのです。
また、同一神とされている神様も多く、
主要な神様は、
ミツハノメ(罔象女・水速女・弥都波能売神)
タカオカミ(高龗・高淤加美)
弁財天・サラスバティ
イチキシマヒメ(市杵島姫)
天照大御神の荒御魂(アラミタマ)
他にも、もっとありますが、、、
えっ??
天照大御神??と同一神って??
結構、驚きますよね!
天照大神には、和御魂(ニキミタマ)と荒御魂(アラミタマ)があり、
全く別の性質の魂なので、正宮と荒祭宮と別々に祀られてしまったそうなのです。
ただ明治22年までは同じ場所にあったと巡礼の旅で資料などを見て知りました。
ということなので、何か捉えられるいいなと思ったのもあり、
先日、3泊4日の関西巡礼旅の時に氣なる神社へ夫と行くことにしました。
驚くことに絶妙なタイミングで23ヶ所ほど参拝させていただき、
直接的にも感覚的にも捉えられる部分がありました。
これから少しずつブログに書き綴れれば思います。
ではまた。
熊木幸奈
次回のブログ☟
御霊神社→廣田神社→六甲比命大善神社『瀬織津姫を巡る』<関西巡礼旅①>
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