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taso's Life

🎨上村松園・松篁 ―美人画と花鳥図の世界―

2022.03.16 04:30

現在、山種美術館で開催されている特別展に行ってきました〜☀️


今回はこの展覧会についてレポートしたいと思います( ˶ー̀֊ー́ )੭


展覧会 概要

開館55周年記念の特別展であるこの展覧会。

会期は2022年2月5日㈯〜4月17日㈰

 (※休館日:月曜日、但し3/21は開館、3/22は休館)


山種美術館と縁の深い上村松園と、

その長男の上村松篁に焦点が当てられています。


松園の代表作である《砧》《牡丹雪》を始めとした全18点と、松篁の作品全9点が一堂に会する豪華な展示内容です✨



館内

1階で受付を済ませ、展示室へ向かいます。

通常、学生の入館料は1000円ですが

今回は春の学割で500円で入館できました。


山種美術館の展示室は地下にあるため、

受付後は階段かエレベーターで降りていきます。


階段を降りていくときのなんとも言えないワクワク感。

ぜひ味わって欲しいです。


これは階段を降りたあとに振り返って撮ったものです。

この雰囲気がとても好き!


階段を降りると、自動ドアの先に展示室があります。


落ち着いた照明の展示室内には

存在感のある作品が並んでいました。


展示室のなんとも言えないあの空気が大好きで、どうしても1人になりたい時や、悩み事があるときにはこの空気に包まれて落ち着くために美術館に行くこともあります(笑)



《砧》                                                        

1938年(昭和13年)
絹本・彩色・額(1面)
217.0×113.0 
山種美術館蔵

松園の代表作ともいえる《砧》は
圧倒的な存在感がありました。
砧と女性のみが描かれたシンプルな構図ではありますが、作品自体の大きさも相まって今まさにその状況を目にしているように感じさせます。

実は上村松園の作品についての簡単なレポートを大学の授業内でまとめたことがあり、
今回の展覧会が開催されることを知ったときからずっと楽しみでした。

《砧》という作品は、

妻が夫を想って打つ砧の音が、遠く万里の外、胡国にある夫に届いたという中国の故事に倣って、九州芦屋の妻が京都に上って3年になる夫への想いを込めて砧を打つと、その想いはついに火となり、その霊は夫の元へ飛んだ。

という謡曲『砧』に取材したものです。


描かれている妻の表情は能面のようにおさえられていることからも、能舞台が連想されます。

また、能楽は捨ての美学と称されることから、この簡潔な場面はその美学によって作り出されたものだと感じられます。


以上のことから、私は《砧》という作品について、


と考えています。

ぜひ実際に作品をご覧になって

感じたことや考えたこと、私の考えに対する意見などいただけたら幸いです。


《娘》 
1942年(昭和17年)  
絹本・彩色 
山種美術館蔵

展示室内での撮影は禁止ですが、

今回の展覧会ではこの作品のみ撮影が可能となっていました。


針仕事にいそしむ姿を描いた作品で、

膝の上には松の模様を表した淡黄色の生地があることから、晴れ着を仕立てている最中であると考えられます。

松園によって表現される日常の何気ない風景の中には、女性の真の美しさが感じられます。



ミュージアムショップ

山種美術館は、企画展示室と山種コレクションルームという展示室の間にミュージアムショップがあります。


ミュージアムショップでは、

《庭の雪》という作品のポストカードを購入しました。

展覧会に行くたびに、お気に入りの作品を見つけてそのポストカードを購入するというのが、私の美術館巡りの楽しみの一つでもあります。


自分のポストカードコレクションが増えていくのが小さな幸せ。

《庭の雪》

1948年(昭和23年)

絹本・彩色

山種美術館蔵



この日は3時半過ぎの来館でしたが、

館内には多くの方がいて賑わっていました。

また、館内のカフェ『cafe 椿』では

松園の作品をモチーフにした和菓子が食べられるそうなので、作品をより一層楽しめること間違いなしです。


それでは、ここまでご覧いただきありがとうございます- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-

以上、山種美術館の展覧会レポートでした!




山種美術館 Yamatane Museum of Art

〒150-0012

東京都渋谷区広尾3-12-36


⿴アクセス

JR恵比寿駅西口・東京メトロ日比谷線恵比寿駅 2番出口より 徒歩約10分