[ SPACE AND REST 2020 / 宙と休息 ]KAORU HIRONAKA EXHIBITION 廣中薫展 開催中
A rhythm and stroke!: Tower Graffiti
[ SPACE AND REST 2020 / 宙と休息 ]
KAORU HIRONAKA EXHIBITION 廣中薫 展
神戸港のポートタワー 港-海-山-空-雲-街風景を眺めて、朝昼夕方夜‒ サイトスペシフィックにそれぞれ光に導かれた線・色・形を置く。一見カラフル・パワフルな色、全体は静かな、気が宿り無となれるような、空間を作りました。 時間帯によって光の角度・雲の位置などから線が飛び出たり引っ込んだり太く細く変化、ある時間帯に飛び出て発光する様な色をプラスしましたので、時間帯によって線(特に絵具としての物質感 )伴う空間が変容します。
神戸へ来て10年。以前、「横浜ポートサイド地区」横浜港に面した高層ビル21階に10年暮らしていました。ちょうど、展望フロア2階の高さ、自分にとっても懐かしいモノの見え方感覚。見渡す世界、空路飛行機フライト、海上水路船の進むところ、上へ伸びるビル群、塔から遠くへ、塔を取り巻き、多方向へ無数の流れが起きている。見える線・見えない線、可視化して引いていきたい。
A rhythm and stroke!
全身を使用したストローク線は、即興スプレーペイント=グラフィティですが、鑑賞距離を正確に測りながら、周りの線とのバランスの中で抽象線として描いています。
「一部制作でなく、空間全体を描く方法」は、空間へリズム感をつくります。
また、鑑賞距離を一歩引いて制作、一見カラフル騒がしい線は、中に人が入ると、(線空間は一歩後退) 人に支配され距離感を作ります。このテクニックは、イラストレーターとして舞台や撮影仕事を重ね学びました。実空間を、写真空間内のピント同様、モノの距離感を変容させて描く表現法を用いています。それは音楽同様、中に入るとで体感出来る、線の束となっています。
CLAY GRAFFITI
2019 Curios Piano Night グッケンハイム邸( Hioya, Kobe ,Hyogo)
2017 リクルートG8 Gallery (TIS/Ginza,Tokyo)
2016 McNish Gallery (Oxnard, CA,US)
2015+2016 Atrium Gallery (Santa monica, CA, US)
2015+2016 18th street arts center (Santa monica, CA, US)
2015+2016 Eastside International (LA, CA,US)
2015 Padico 東京ビックサイト (Tokyo)
会期:2020年12月1日(火) ‒ 2021年3月20日 (土)
会場:SPACE LAB PORT TOWER Gallery (神戸ポートタワー2Fエントランス)
会場住所:神戸市中央区波止場町5-5