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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 同意なき性交は強姦とするという「同意」はどうするのか

2022.03.18 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 同意なき性交は強姦とするという「同意」はどうするのか


 今週もしっかりと「土曜日のエロ」の日になった。世の中はウクライナ戦争ということもあり、パラリンピックも終わり、国会も参議院予算委員会もなかなか面白い話になってきていて、良いのではないかというような感じになってくる。しかし、そのような中においてもしっかりとエロの記事が出てくるということが面白いのではないか。

 まあ「記事が出てくる」ということがあるのですが、一方で、「宇田川が、よくそのようなどうでもよい記事を見つけるよね」というような話をしているということになる。まあ、片方で記事を出す方も問題なのであるが、一方でそれをしっかりと読む側も「エロ」ということになるのではないか。

 さて、そのような中でウクライナ戦争の話をしてゆこうと思うのであるが、基本的にウクライナとロシアの「戦争」ということに関してはオンラインサロンで、また周辺事項や中国や北朝鮮の事項はメールマガジンで配信している。有料メルマガ「宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話」https://www.mag2.com/m/0001647155は個ので申し込んでいただき、また、今回の戦争に至る私が取材した裏側に関しては3月からオンラインサロン「陰謀渦巻く世界情勢の中であなたが生き残る方法」https://salon.dmm.com/979/postsでしっかりと行いたいと思っている。

 さて、その周辺事項の一つになるのであるが、ウクライナの難民について今非常に注目している。難民キャンプというものは、日本人はほとんど経験がないのでわからないと思うが、パスポートなどは関係なく国境を越えることができる。当然に、戦争から逃げてくるのであるからパスポートなどを取得している暇などはない。つまり「ウクライナ方面から来た」というだけで、その人が誰だかをしっかりと証明するものがない。そのように考えれば、その中にスパイなどが混ざっていても全くおかしくはないということになってしまうのである。

 逆に、ウクライナの人々はこれからどうして良いかわからないというような感覚になってしまう。EUというところは、シェンゲン協定があり、パスポートなしで、一つの国の中であるかのような移動ができる。つまり、荷物チェックも、誰かもわからない状態の人が多くポーランドからEU全体に入って来るということになるのである。

 そんなEUの話である。

EU、同意なき性行為は強姦に 域内共通の基準導入へ

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は国際女性デーの8日、女性への暴力を取り締まるための域内共通の規則を導入する計画を発表した。同意がない性行為を強姦とする厳格な基準を設ける方針。

 欧州委によると、EU加盟27カ国のうち18カ国では現在、強姦罪の認定に暴力や脅しがあったことの証明が必要だという。今回の規則が導入されれば、暴力などがなくとも不同意であれば強姦と認定されることになる。

 また欧州委はインターネット上で相手の同意がないまま親密な画像を流したり、ストーカー行為をしたりするなどのオンライン上の「暴力」も域内全体で刑罰化する方針を示した。

2022年3月9日 9時35分 共同通信

https://news.livedoor.com/article/detail/21800125/

 さて、この時期にEUは3月8日の国際女性デーに女性への暴力を取り締まるということで、暴力などが無くても不同意であれば号館と認定されるということになった。もちろん、EUでの取り決めが全ての国においてすぐに法制化されるわけではないので、すぐにそのように決まったわけではない。

 さて、イタリアなどで、薬を盛られたり、あるいは何らかの形で脅迫をされたり、もっと問題なのは、売春婦と間違われて、金を置いておかれるなどの事故がある。もちろん日本人だけが被害者ではないが、しかし、イタリア語などEUの言葉(スペイン語やフランス語などを含む)に堪能ではない場合に被害が出る傾向にあることは否めない事実なのではないか。

 一方で逆もまた多くある。私の場合、中国の例になるのであるが、女性と金を払って性交する交渉をしたが、しかし、後になって「男に騙された」といって高額な金を要求されたというような事例もある。いわゆる金銭目的のハニートラップ、まあ、トラップというよりは「美人局」というような言い方をする方が正しいのかもしれない。そのような事例もある。

 まあ、過去はそれでも「金を払った」といって、その金が高額であった場合は許されたような事例もあるが、これからは許されないということになる。もっと端的に言えば、女性デーなので制定されたということになっているが、実際には男性を守るためにも「合意を証明するエビデンス」が必要になってくるということになる。

 さて、この問題は実は夫婦間においても重要になってくる。もちろん仮面夫婦や別居夫婦などの場合は、特に欧州などの場合、夫婦間のレイプということも成立するらしい。まあ、レイプなどはあまり良くないとは思うが、一方で、普通に子供を作るまたは婚前交渉をするということに関して、その都度「性行為同意書」なるものが必要になるということになる。実際にそのようなことをしなければ、性行為ができないということになれば、徐々に男性も女性もそのような行為をしなくなり、少子化が進むということになるのではないか。権利を重視すれば、徐々に人間としての必要なものが失われるという構造である。同時に、この問題は男性にも当てはまる。当然に男性も「女性に強姦される」ということがありうるからだ。特に、今回のように「暴力に寄らないでもレイプが成立する」となってしまった場合には、そのようになるのではないか。

 これらのヨーロッパのように女性の権利ということを必要以上に強く言った場合、徐々に少子化が進むということになるのではないか。そのことを危惧する。もっと健全な「エロ」を考えるべきではないのか。