この冬、僕は。 (高柳孝吉)。
2017.11.23 10:24
この冬、僕は高校生と友達になった。無論、男子である。だって僕だよ?やたら男受けする、代わりに女にゃモテまくらない。資格の研修先で知り合った。
何度かラインを重ねているうちにやたら受けるようになった。優しいね。だって本来なら確実にすべっている筈の僕のギャグに笑ってくれるんだもん。なんて。いい子だよ。僕より遥かに体でかいけど。そんなこんなしているうちに、冬になった。出会ったのは、秋まだ浅い日の事だったっけ。
もう友達だね。以前から、精神年齢の若い僕は中学生、高校生と話が合うんじゃないかと思っていたんだ。待望の高校生友達誕生!そんな君も、春には社会へ巣だって行くんだね。おめでとう。ちょっと早いけど。明日の介護の面接、上手くいく事を祈ってます。
相変わらず、僕はいまだに彼女が出来ずにいる。その代わり、男の友達には事欠かない。そこに、又一人名前が加わった。
寒い冬がやって来た。そろそろコートをはおろうか。サザンはちょっとの間しまって、広瀬香美を聴くか。今年も、振り返る季節になってきた。振り返れば、全般的に凄くいい年だった。彼女をつくる夢こそかなわなかったものの。そして介護の初任者研修も、半ばに差し掛かろうとしている。猫が、寒そうに道路を横切っている。
この冬、僕は高校生と友達になった。