CI(Corporate Identity)

1980年代～1990年代、CI(Corporate Identity)という言葉がブームとなり、各社がこぞってロゴや社名を変更したり、社名とともにスローガンや枕詞を付けていた。

社名変更では、ブランド名を社名にするところが多かったように思う。（そもそも、一般消費者はブランド名が社名だと思っており、逆に旧社名をその時に初めて認識した人も多かった。）

例えば、早川電機→シャープ、立石電機→オムロン、日本楽器→ヤマハ、東京芝浦電気→東芝、日本光学→ニコン、トリオ商事→ケンウッド（のちにJVCケンウッド）日本電装→デンソー、ちょっと後だが松下電器産業→Panasonicなど。

ちなみにNECは、今でも「日本電気」である。

スローガンでは、以前から「技術の〇〇」は多かったが、C&C(NEC)、E&E(東芝)、I＆I(富士フィルム)、Fun to Drive(トヨタ)、Feel the Beat(日産)、It’s a SONY、ちょっと後だが Inspire the Next(日立)　など各社から登場。