Enveloppe/Work-shop/La fin de le livre...
先日もお知らせさせて頂きましたが、12月2日、3日に東中野で開催するクリスマスマーケットイベントでは、当店では初めての!ワークショップを開催いたします!
「アンティーク絵本で封筒作り」
内容はこのタイトルの通りなのですが、当店がご用意するアンティーク絵本の紙で封筒をつくる、お子様でも参加できる簡単なワークショップです。
当店は古書店ですので、沢山の本がお店には入荷します。ですがその中には、例えばそれぞれのページ、一枚の紙としては素敵なのですが、本としてはダメージが酷く売り物にはならない、そうした処分する他無いようなものも、残念ながら時折あるのです。
そんな本をうちで処分するのも、どうなのだろう…、と何の解決も見出だせないままではあったのですがまとめて取って置いたのでした。(本の命を見極めるのも、古本屋の役割かもしれませんが…)
当店のスタッフにはルリユールの技術を持ったものがおりますので、修復は可能なのですが、現実的な問題として製本し直すと言うレベルの本でない場合も多いのです…。この判断をするのも、本に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいます…。
そんな風に以前より、この本の形をギリギリに留めている程の、かつては本であったものたち、これらの最後をどうにかしてあげたいな、と思っていたのです。
そんな折、今回のイベントを開催するにあたって、何かワークショップなど出来ないかな?とのお話を頂きまして、あ!あの紙たちを使えないだろうか?と、様々考えを巡らし、この封筒作りのワークショップをさせて頂くことになりました。
本としての最期を、封筒としてその姿を変えまた、人から人へ、思いの乗った手紙を包んで、渡っていくのも、素敵かもしれない、本の形でいられなくなった後も、出来るだけ長生きすることが出来る方法の一つかもしれない、そんな思いでこのワークショップをさせて頂きます。
可愛くて素敵な紙、いっぱいあります!紙を選ぶだけでも楽しいです!(寧ろそこがクライマックスかもしれません!!)
作りあげた封筒には当店より、ドイツのクリスマスカードをお付けしてお渡し致します。クリスマスプレゼントを送る際などに一緒に使って頂けたら嬉しいです。
予約は特に必要ございませんので、お気軽にいらして下さい。