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豆腐の間借り

さくら咲く日

2022.03.19 14:45

曇り。天気予報では暖かくなるとのことだったけど案外ひんやりしていた。


早めに起きて猫らに朝食をやり、夫を起こして家事をする。今日は江の島の「中華そばトランポリン」というラーメン屋に行った。気に入っている鎌倉の邦栄堂製麺所の麺を使用しているお店を調べていて知ったのだけど、期待通り美味しかった。店主さんがちゃんと目を見て話してくれる人なのも嬉しかった。私は照れくさくてつい目をそらしてしまうから、それがちゃんとできる人と接するとすぐ凄いなあと思うし好きになってしまうのだ。


食後は「埜庵」で、かき氷。今年も埜庵のさくら氷が食べられて嬉しい。埜庵のさくら氷はとても上品で儚い。『枕草子』には「あてなるもの」として「削り氷に甘葛入れて新しき鋺に入れたる」と書かれているけれど、清少納言が埜庵のさくら氷を食べたら「あてなるもの」と書いたと思う。それくらい素敵な食べ物。


夕方から雨予報だったからちょっと早かったけど帰ることにする。その途中、素敵な花屋さんを見つけた。植木や切花、ドライフラワー、他にも古道具や照明などお店にあるすべてのものが売り物らしい。価格も良心的。ショップカードをもらって、また来ますとお店の人に伝えた。「良いお店を見つけたね」と言い合いながら歩いていると、9分咲きの枝垂れ桜を発見。嬉しい。今年初桜かも。


帰宅後、夫がコーヒーを淹れてくれたから飲んだけど、即床で寝てしまった。(何度目かの)コーヒーのカフェインとは…。


目が覚めたので風呂に入り、ドキュメント72時間の「真冬の津軽の列車にて」を見る。出てきた年配の地元の人の話し方が義両親や亡くなった義祖母と似ていて、なんだか親しみを感じた。義祖母は津軽出身、義両親は函館の人だけど、函館は北海道の中でも発音が青森のそれに近いのだ。結婚してもうすぐ14年経つが、最初の頃は色々あったけど今はそこそこ良好な関係になり、義両親のお国言葉を聞いて親しみを感じるまでになったとは感慨深いものがある。


マチ子の点滴をして、2時過ぎに寝る。