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あいおい庵          

恋愛は苦しいものですね

2017.11.23 23:01

「愛は喜びですが、結局 煩悩となって

心に迷いが生じます。

地獄は自分で作るものであって

人から造られるものではありません」


仏教では「愛」を

あまりよろしくないものとします。


では、人を好きになっていけないの?と

思われるかもしれませんが

相手のことが愛しくて

幸せであって欲しいな、と思うのは

「慈悲」になります。


しかし、私達の心はついつい本筋を超えて

さらに外れて行きがちです。

(それがよくいわれる「煩悩」です。)


「好き」が、やがて

同じくらい、もしくは、それ以上に

好きになって欲しい、

お返しが欲しい、という欲望になっていきます。


自分本位の欲望は、自分の心を迷わせ

何が正しくて、何が間違いなのか、

判断の出来ないような状態に変化していきます。


気がつけば「楽しい愛」だったはずが

「苦しみ」になります。


昔、そんな歌ありましたね。

「恋がこんなに苦しいものなら、

二度と恋などしたくはないわ♪」

ご存知ないですか…すみません、古くて。


恋や愛、もしくは好きな相手が

その「苦しみ」を作り出しているのではなくて

結局は、自分の心が勝手に作りあげたものです。


愛することが悪いのではなく、

いつの間にか自分勝手になっていくから

気をつけなさい、ということですね。



「慈悲」はお返しを求めません。


本当に相手のことが好きならば

与えるだけにすることです。

与えっぱなしです。

それが本物の愛です。




「愛水諸根を溺らし、心に迷うて

煩悩を長じて、地獄自ら経営す。

あに是れ他人の造るならんや」


弘法大師空海