Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

【小説】魔法の小瓶 -1-

2017.11.24 01:00

やほやほ٩( 'ω' )و 蓮さんだよー


長編小説つくっていきます。

途中で飽きるかもー


モロクが色んな人と出会って、

TCで働くようになるまでのお話。


捏造パロディと思って下さいw


-----------------

魔法の小瓶 -1-

-----------------



フ「ふむ」


両手に手袋をしたまま 慎重にその陶器を吟味したマッド・フラは

少し唸った後、ゆっくりと少女の方へ向き直った。


モ「…!…!」(ドキドキ)


期待と好奇心があふれ出る、大きな瞳がふたつ。

待ちきれない、と言うように 目の前で揺れている。


エ「どうでしょう。価値のあるものですか?」


その後ろから、落ち着いた、しかし透き通った声が問いかける。

マッド・フラは シルクハットとキュ、と整えてから 少女へ優しい笑顔を向けた。


マ「なかなか良いものだと思うよ、モニカくん。」

モ「ええ~~~~ッ♪」

マ「ウチの質にするにはもうすこし、年季が欲しいけれどね」

モ「えええ~~~ッ;;」


長い耳をピョン!と上げた直後にヘタリ、と下げて、

褐色肌の少女が悲しそうな声を上げた。


少女の名は、モニカ。

そして、そのモニカの様子を見守っていた少女の名は、エリカ。


2人で素材集めに出かけた際、

砂の中で偶然見つけた陶器小瓶。

その価値を調べに来たのだった。


モ「ぜったいぜ~~~ったい、お宝だと思ったのになーっ!」

エ「残念でしたね。せめてお店に飾るというのはどうです?」

モ「ん~~~ お兄ちゃんに"片付けなさい"って言われそ~~~」


耳をパタパタと揺らしながらうぅ~~ん、と考え込むモニカの横で

同じく口元に手を当て、うう~ん、と唸るマッド・フラ。


エ「…フラさん、何か気になることでも?」

フ「いやぁ…このルーン<魔法文字>なんだがね」


そう言って小瓶をくるりと裏返し、底を見せると

そこには、クッキリと魔法陣が書かれていた。


エ「これが、何か」

モ「すごいもの!?☆」


残念ながら、と、フラがゆっくり首を横に振る。


マ「ごく最近、書かれたようで…。おそらく1日とたってないのではないかな」

モ「ええ~~ なんだぁ~~」

エ「…掘出物ではなく、誰かの落し物ということですね」

マ「そうかもしれないねぇ。」


キュキュ、と、魔法陣をこすると、文字が濃く浮かび上がった。


エ「持ち主の名前が入っているかもしれませんね。貸してください」


キュキュキュ、と、続けてエリカが文字をこする。


モ「わーっ 楽しそう!ねぇ私にもやらせてっ!」


キュキュキュキュ、と、奪い取るようにモニカが砂を落とし始めた


その時だった。



ボウンッ!!



フ「ッ!?」

モ「わぁっ!!?」


小瓶が大きく揺れ、あたり一面が煙に包まれる。


エ「モニカさん、こっちへ!」


なんらかの罠が発動したか、はたまたモンスターを召喚してしまったか。


「うぅ… うぅ…」


エ「ッ!お2人は下がってください!」


砂塵の中から微かに聞こえるうめき声に、

エリカは 体格に似合わぬ武器を掲げる。


が。


フ「…おや」

モ「あっ エリカちゃんっ!待って!」


モニカが、慌ててエリカの腕をつかみ、ぴょんぴょんと跳ねた。


「ふ…うぅ~~ けほっ けほっ」


ゆっくりと晴れてゆく視界に映ったのは、

竜とも人間とも言えぬ姿の


今にも泣きだしそうな 少年だった───






-----------------



続く٩( 'ω' )و