読書『火花』又吉直樹
早朝は,
もう水道が凍るようになってしまいました.
。。。寒いですね
一軒家で一人で暮らし始め
去年は初めての冬で様々なアクシデントが起きたので
自分の中で対処しきれず
「結婚する!!結婚する!!」
と騒いでしまいました。
結婚 = 助けてくれる人がいる
。。。。アサハカ、、、
2度目の冬、知恵をつけ
余裕ができたのか
読書を楽しめるように(*´▽`*)笑
売れない芸人・徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人・神谷と電撃的な出会いを果たす。徳永は神谷の弟子になることを志願すると、「俺の伝記を書く」という条件で受け入れられた。奇想の天才でありながら、人間味に溢れる神谷に徳永は惹かれていき、神谷もまた徳永に心を開き、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。
[Wikipedia | 火花(小説) | あらすじ]より
芥川賞受賞の超有名小説です.
話題にのぼり, 感想をきいた友人たちの多数決でいうと
「あまり面白くなかったような気がする」
が勝っています。
ということは、
私は少数派です.マイノリティーです.
『火花』すごく面白かったです.
多数派ではないことは,
生きていて悲しい思いをすることが多いです.
全員に、関わる人全員に
共感してほしい、共有したい、賛成してほしい、評価されたい
思いが完全に消せない場合
絶対にどこかで悲しい思いをします.
その悲しい思いと引き換えに手に入るのは
自身も少数派であることを受け入れた
少数派であろうと多数派であろうと気にしない
心のキャパシティーが広く
面白い仲間たちです。
少数派も悪くない。。。(*´▽`*)
『火花』の話でした。笑
『火花』も少数派であること、多数派であることも関係あると思います。
どういう人に一番ささる話かというと
「ものづくりしている」人たちのハートをすごく揺さぶるのではないでしょうか。
ものづくりしている人たちは
「人の評価や、お金になるかどうかを全く気にせず
むしろ、現時点で明らかにその逆をいっているにも関わらず
心から純粋に、生み出す人」
に対する強い尊敬と憧れがあると思います。
物語の主人公の先輩であり、軸になる人物「神谷」さんが
そういう人だからです。
そうなりたいのになれない。
それには理由があります。
その理由や、美しさや素晴らしさを
切なく、わかりやすく、面白く、奥深く描いている小説だと思います。
どんな自己啓発本よりも
テンション上げて無敵モードにしてくれる本だと感じました。
何度も読んだので、
いいかげん前から貸すと約束している人たちに貸し始めようと思います.笑
近くにお住まいで、興味ある方
お貸しするので声かけてください(*´▽`*)